- ブラウンシェーバーの購入を迷っている
- シリーズ9・7の性能はどのくらい違う?
- 具体的に剃り味に違いはあるの?
- どんな人におすすめ?
どーもパブロ(@culionlifehack1)です。
「深剃り」かつ「肌に優しい」という電気シェーバーの原点にして、究極の性能をバランス良く兼ね備えるのが「BRAUN」。その中でもハイエンドモデルにい位置付けられるのが「シリーズ9」「シリーズ7」です。(最近では新たに「シリーズ8」が登場しましたが、ここでは割愛)
しかしシェーバーに関しては購入前にお試しすることが難しいので、「一体、シリーズごとにどれくらい差があるの?」という人も多いのではないでしょうか。
高額かつ、長期間使うシェーバーだからこそ、購入の際には後悔したくありませんよね!
ここではシリーズ7からシリーズ9に乗り換えた私から実際の使用感の評価や、選ぶ際のポイントについて解説してみたいと思います。
目次
【BRAUN】シリーズ9とシリーズ7の性能の違い
まずは値段の差を確認
はじめに断っておくと同じシリーズの中にも多くの型番や、付属品の違いがあります。またタイミングによっては型落ちなどで大幅に値下げされるケースがあるので、一概に値段を比較するのは難しいです。
ここでは2019年秋のモデルチェンジを終えた時点の「本体+カバー」の一番シンプルな設定で値段を比較してみたいと思います。
こちらが現行の最上位モデルである「シリーズ9」です。「本体、スタンド、携帯用カバー」の3点セットで約23,000円となっています。その他にも自動洗浄機のセットでは4万円程度になるものもあります。
この値段を、剃り味確認なしで買うのは結構勇気が入りますね。
続いてこちらが「シリーズ7」です。物によってバラツキがありますがこちらも基本の「本体、携帯用カバー」のセットで約15,000〜19,000円程度です。因みに自動洗浄機が付属するモデルで23,000円程度と「シリーズ9」の基本セットとほぼ同額になるイメージです。
(※写真の携帯カバーはレザーですが、価格は布製のカバーを想定しています。)
う〜ん、平均して5千円ほど差があると悩みどころですね。
肝心のヘッド部分が違う!!
それでは早速、肝心の剃り心地に付いて私個人の意見をお伝えします。深ぞり性能に一番影響する、電気シェーバーのヘッド部分を比較してみましょう。
こちらがシリーズ7です。往復式の「4枚刃」仕様となっています。その他にも人工知能テクノロジーを搭載した髭の検知や超音波を使った毎分1万回の振動により多くのひげを取り込む機能が搭載されています。私自身も数年間使用していましたが、深ぞり性能に関しては他のメーカーのハイエンドモデルと比べてもかなり評価できます。はっきりいって、ほとんどの方はこのシリーズ7で十分に満足できる水準にあると思います。
こちらがシリーズ9のヘッド部分です。人工知能テクノロジーや、超音波システムは同様ですが、あらゆる方向に伸びたくせ毛をまとめてキャッチできる『トリマー』が付加され、内部の見えない所に「5枚刃」が機能することで、より少ないストロークで日々の手入れが可能です。
私個人の感想としては、剃り味自体もシリーズ7から多少向上していると感じますが、それ以上にヘッド部分が広くなったことによる肌のフィット感や、髭剃りの時間の短縮にこのシリーズ9の醍醐味があると感じています。
軽く髭全体を数回なぞればほぼ剃り残しなく、剃り終わっている印象。下顎や首周りに凸凹部分の剃り残しの少なさは素晴らしいです。
朝の1、2分の違いも毎日の積み重ねになると結構なストレスになるんですよね。
シリーズ9は肌の負担がさらに少なく優しい
剃り心地の次に気になるのがお肌へのダメージではないでしょうか。そもそも私は肌があまり強くないのでよりダメージの少ない「BRAUN」を愛用している経緯があります。シリーズ9を使用する前には、「剃り味がよくても、肌荒れが起きるようならシリーズ7に戻そう」と思っていたのでが、杞憂に終わりました。
実際に使ってわかったことはシリーズ9になると肌のダメージはより少なくなるということです。前述の通り、ヘッド部分が広くなることで安定感が増し、圧力が分散されることによってソフトなタッチで髭剃りが可能になりました。
キワ剃り機能も少し違う
ここからは付属機能の違いになっていきますが、本体に付いている「キワ剃り」用の刃をみていきます。こちらはシリーズ7ですが、本体の内側に付いており、押し上げることによって本体に対して垂直に立ち上がります。
個人的には、キワ剃り機能だけはシリーズ7の方が優れているのではないかと感じています。理由としてシリーズ9よりも幅広になっており、また本体と離れた角度(垂直)に立ち上がることにより本体のヘッドがキワ剃りの際に邪魔にならないというメリットがあります。
一方こちらがシリーズ9のキワ剃り刃です。とてもスタイリッシュになっており、本体の背面から押し上げる仕様となっています。かなりコンパクトで使う前はよかったのですが、実際に使ってみると不便ではないもののヘッド部分が邪魔になりシリーズ7と比べて若干剃りにくさを感じてしまいました。
シリーズ9は充電持ちが(少し)伸びた
こちらも直接、髭剃りの性能には関わりませんが、シリーズ7とシリーズ9ではバッテリーの使用時間が50分、1時間と10分程度差があります。基本的にはどれだけ長い出張や旅行でも連続で1時間もシェーバーを利用することはないので、あまり気にする必要はないでしょう。
シリーズ9の圧倒的高級感
最後に外観面での違いですが、はっきり言って圧倒的にシリーズ9に軍配が上がります。好みの問題もありますが、デジタル液晶画面や、ボディの素材感などディティールを見れば見るほどシリーズ9は愛着の湧くデザインに仕上がっていると言えます。
多くの男性にとって日常に欠かせない重要なガジェット(家電製品)であるからこそ、私自身は所有欲を満たしてくれるシリーズ9がとても気に入っています。
結論:どっちを買えば良いのか?
ここまで性能面での違いについて記載してきましたが「結論どっちを買えばいいの?」という点に関して私なりの回答をそれぞれのシェーバーごとに述べていきたいと思います。
シリーズ7はこんな人におすすめ
まずシリーズ7ですが、後述するシリーズ9と比較して見劣りする部分はありますが、電気シェーバーとしては間違いなく最高峰に近い性能を持っていると思います。
そもそも予算的に2万円以上は出したくない方や、同じ予算内で自動洗浄機が欲しいという方はこちらのシリーズ7をおすすめします。他にも現在使っているローエンドモデルの電気シェーバからの乗り換えであればこちらの製品がおすすめです。
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シリーズ9はこんな人におすすめ
次にシリーズ9をおすすめしたい方ですが、これまで「BRAUN」シェーバーを使用したことがなく、とりあえず本体だけ欲しいという方については、少し値が張りますがこのシリーズ9をおすすめしたいです。デザイン性や「深ぞり」「早剃り」「肌への優しさ」の3点は総合的に判断してシリーズ7よりも使った時にしっかりと差を実感できるレベルで違いがあります。一度購入すれば数年は使用する製品なので、決して初期投資の数千円の差は大きくないです。
一方で、自動洗浄機もセットで購入を検討したい方や、現状でシリーズ7を使用しておりほぼ不満のない方は、値段や性能の違いを加味してシリーズ7を検討するのが良いのではないでしょうか。
自動洗浄機は必要なのか?
ちなみにこの記事に何度も登場している「自動洗浄機」については以下の記事にまとめています。「自動洗浄機ってなに?あった方がいいの?」という方は合わせて参考にしていただければと思います。
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