- ダイソンの空気清浄の評判はどう?
- ダイソンの扇風機、ファンヒーターの性能は?
- これから購入を検討している
- 高額なので買ってから後悔したくない!
どーもパブロ(@culionlifehack1)です。
掃除機に引き続き、2つ目のダイソン製品が我が家にやって参りました。
今回紹介するのは、「空気清浄器」「扇風機」「ヒーター」と1台3役をこなす優れもの。
我が家では空気清浄器の購入を検討する中で、いくつか製品を比較したのですが、最終的にはダイソンを選びました。
結構高額な製品のため「空気清浄器」「扇風機」「ヒーター」それぞれを試すことなく、購入するのは勇気がいりましたが、結論としては大満足をしています。ここでは現在、ダイソンの空気清浄器や扇風機などが気になっている方に購入者の立場から本音の口コミレビューをお届けしたいと思います。
目次
Dyson Pure Hot+Coolの特徴
まずはダイソンピュアホットアンドクールの基本的な仕様をみていきたいと思います。こちらは専用のリモコンです。首振り機能や、風量、風向など、基本的な扇風機に搭載されているものは全て使えます。
使わない時は本体の上部にマグネットでピタッとくっ付く仕様になっています。さらにはケータイの専用アプリが配信されており、スマホをリモコン代わりに使用することも可能です。
本体の全体像はこんな感じです。
スタイリッシュかつ、通常の扇風機サイズで、暖房と空気清浄までできてしまうのが非常に素晴らしい。下部の網目状の部分が空気洗浄機、上部が扇風機およびヒーターとなっています。
本体は、前後に傾けることが可能で足元から部屋全体など幅広く、風向きの前後の角度を設定できます。また左右の風向に関しては、首振り機能が付いており、ほぼ360度をカバーしてくれます。
クルクルと回る姿が、スターウォーズのR2D2の様で可愛いんですよね。
空気清浄機のフィルターは本体の網目状の部分のカバーを取り外すと中に入っています。購入時にダイソンの直営店のスタッフさんに確認したところ、フィルターの交換時期は「毎日6時間使用で2年間」、「毎日12時間で1年間」だそうです。
取り替え用のフィルターは約6,000円と少しお高めですが、他の空気清浄機でも同様にフィルター交換は必要なので個人的には1〜2年のランニングコストと思えば、それほど気にならないかな?という印象です。
Dyson Pure Hot+Coolの良かったところ
ここからは実際に使って満足しているポイントを紹介していきます。
扇風機・ファンヒーターの空調能力がすごい!
まずはじめに伝えておかなければならないのは、空気清浄機でありながら「扇風機」と「ヒーター」という空調システムが非常に素晴らしいこと。因みに扇風機自体はCMでも有名な通り、『羽根のない扇風機』となっており、楕円状の部分から風が出てきます。
風力が想像以上に優れており、扇風機はもちろん、冬場の暖房や、サーキュレーターとしても十分に機能します。
現在、私は3LDKの賃貸に住んでいますが一番広いリビングルーム(14平米くらい?)でも十分にこれ一台で暖まります。まだ真冬は経験していないですが、首都圏レベルの気温で特に寝室や個室など狭めの部屋であれば十分、メインの暖房器具になるのではないかと思います。
ダイソンの掃除機を買った時もそうでしたが、掃除機であれば「吸引力」、扇風機であれば「風力」などその家電ならではの基本性能への拘りは非常に素晴らしいものを感じます。今の所、我が家で購入したダイソン製品ではハズレがありません。
扇風機なども相当、威力が強くMAXの「風力10」はいまだにほとんど使った記憶がありません。
空気清浄機能はトップクラス!
正直、これまで我が家には空気清浄機がなく、空気の汚れなんて目に見えるものでもないので「どこまで効果あるのかな?」というのが購入前の本音でした。一方で使用を開始して分かったことは匂いや、汚れに関するセンサーの感度は抜群に良いことです。
例えばこのピュアシリーズの電源を自動にしておくと、鍋料理や焼肉など匂いする料理や、プルーム・テック(加熱式たばこ)の様な匂いがなくても汚れが発生するものがあるとかなり敏感に反応して稼働を開始します。
詳しい仕組みはわかりませんが、このセンサーの感度には純粋に「すげえ〜」って感動しました。
公式HPの中でも料理やペットの「匂い」などはもちろん汚れに関しては「花粉(PM10)」レベルから「微小粒子ウイルス(PM0.1)」のサイズまで99%除去できるとのことです。
ナノイオン発生や、プラズマクラスターなど各社家電メーカーによって特徴は異なりますが、単純な空気清浄機能としては、どのメーカーと比較をしても間違いない引けを取らない性能です。
一年中使えるので、他の家電が不要になった
またダイソンのPureシリーズには、空気清浄機に加えて「+扇風機」「+ファンヒーター」が付いているものがあるのですが、私個人としては「空気清浄機+扇風機+ヒーター」の3つの機能が搭載されている「Dyson Pure Hot+Cool」を選択して大正解でした。
これを選ぶことによって、家庭内の扇風機や小型の暖房器具は一切不要になりました。季節ごとに家電を入れ替える必要がなくなり、一年中これ1台出しっ放しでOKな「全てを兼ね揃えた機能」は高額ではありますが十分に購入する価値がある家電製品であると感じています。
さらに普通の扇風機だと置いているだけで私生活感が出まくるんですが、来客時などもオシャレで未来感のあるデザインが所有欲を満たしてくれます。
Dyson Pure Hot+Coolの悪かったところ
ディスプレイの情報量が少ない
こちらは前面に付いている電源ボタンとディスプレイです。「設定温度と暖房(赤色)」をディスプレイで認識可能ですが、あまり情報量としては豊富ではありません。実際には専用のスマホアプリを使用することで部屋の空気環境や、本体のコントロールなど様々な項目の確認や操作が可能です。
しかし印象としてはやはり毎回、スマホで確認するのは面倒臭いというのが正直なところです。
こちらは空気清浄機が稼働している際の画面の写真です。
こちらでは「十段階でどれだけの風力を出力しているか(=どれだけ空気が汚れているか)」しか表示されていません。
そこで2019年にはついに、ディスプレイつきの新型モデルが登場しました。
こちらでは温度や空気環境など様々な内容は一つの画面で確認可能です。基本性能は大きく変わらないのでお値段との兼ね合いはありますが、空気は目に見えないだけに、しっかりディスプレイで効果を実感したいというひとは新型がおすすめかもしれません。
空気清浄器だけで使用できない
最後に確認しておきたいのは、「空気清浄機機能だけで使用できるのか?」という点ですが、結論から言えばできません。必ず空気清浄機が機能している間は、扇風機もしくはヒーターも機能しています。
他のメーカーの空気清浄機も必ず取り込んだ空気は外に排出されますが、ダイソンの場合は扇風機(もしくはヒーター)として浄化後の空気が利用されるのです。
つまり、今回のように「ヒーター」機能が付属している場合は良いのですが、「空気清浄機+扇風機のみ」の製品の場合、空気清浄をしようと思うと冬場でも冷たい風がバンバン出てしまいます。
サーキュレーター代わりだと考えれば良いのですが、ご家庭によってはなかなか許しがたい弊害となるかもしれません。
(因みに新型では、空気清浄時に前方ではなく上方向に空気をだす機能が追加されています。)
最悪、風力を最小にするなど工夫をすればそこまで大きな問題にならない気はするのですが、純粋に空気清浄機の機能だけを求めている方には、余計な機能と言えるでしょう。一方で、そもそものコンセプトを「空気清浄機機能付きの扇風機(およびヒーター)」と理解しているとこれ以上に優れた製品はない気がします。
ダイソン空気清浄器のまとめ
ここまで基本性能や、実施の使用感に付いて感想を述べてきましたが、私個人の結論としては購入して大正解でした。非常に高額な買い物ですが以前までの扇風機や、小型のハロゲンヒーターなどが不要になったことに加えて、「羽根がない」「高温にならない」という点は小さい子供がいる我が家としては安全性や省スペースの観点からも非常に満足感が高いです。
広い一軒家や仕切りのないオープンスペースでは検討が必要ですが、10〜20平米くらいの一般的な賃貸のリビングルームであれば「エアコンすら不要?」と思うほどの素晴らしい商品です。
現在、購入を検討している方の参考になれば幸いです。
私が今回レビューしたのは2019年時点で1つ前の世代となったPureシリーズです。
ディスプレイが付いていないものの基本性能は最新モデルとほとんど変わらず、モデルチェンジの際に格安で購入できました。
2019年に新たにディスプレイ画面が搭載され、より空調機能が進化した新型が登場しました
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