名探偵コナン映画『から紅の恋歌』あらすじ、感想、ネタバレ

どーもパブロ(@culionlifehack1)です。


2017年公開の劇場版名探偵コナン21作目『から紅の恋歌』についてのあらすじと感想、最後にネタバレ(犯人)ありです。



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から紅の恋歌あらすじ

一人、部屋でかるたの研究をする百人一首の団体「皐月会(さつきかい)」の矢島俊弥。
しかし部屋に忍び込んだ何者かに突然襲われる。

時を同じくしてコナンたちは皐月会の会長、阿知波との対談の仕事でTVの収録現場を訪れていた。
そこでは百人一首のデモンストレーションを予定していた矢島の死や、TV局の爆破予告など次々とトラブルに見舞われる。

爆破予告にはかるた札が同封されており、事件と皐月会の関連性が一気に高まる。

さらには爆破に巻き込まれた同級生の代わりに皐月会の大会に出場することとなった和葉。
平次を『将来の旦那』と言い切る百人一首の高校生チャンピオン大岡紅葉との対決が和葉を待ち受ける

大会が迫る中、和葉の特訓相手を元競技かるたクイーンの経歴を持つ平次の母親が担当。

一方、大会を前日に控えた大岡紅葉には犯人から犯行予告と思われる「かるたの写真」が送付されてる。

警察やコナンたちは犯人を皐月会に恨みを持ち、忽然と姿を消した「名頃」という人物だと目星をつけていた。

皐月大会の当日は、和葉が順当に勝ち上がり決勝で大岡紅葉と対決することに。
決勝の舞台は「皐月堂」と呼ばれる特別なステージで開催される。

和葉vs紅葉
映画 から紅の恋歌より

別で事件の捜査を進めていたコナンと平次はついに犯人の最後の狙いは競技かるた決勝舞台の『皐月堂』であることを突き止める。

会場では「平次を賭けた」紅葉と和葉の戦いが繰り広がられる中、平次やコナンは無事に二人を救出し、事件の真犯人を見つけ出すことができるのか。

から紅の恋歌みどころ

平次と和葉メインは「迷宮の十字路」以来

登場シーン自体は他にもありますが平次と和葉がストーリの展開上、メインに据えられるのは「迷宮の十字路」以来となります。
前回の作品がよかっただけに今回にも期待していたのですが、少しキャラの方向性にウエイトを置きすぎて、肝心のミステリー要素が物足りない。

それでも平次と和葉のファンは多いでしょうから、特定の層には待ち望まれた展開かもしれません。

常軌を逸したアクション要素多め

アクションシーン
映画 から紅の恋歌より

冒頭のTV局爆破シーンから惜しみもなくアクションシーンが連発します。
後半にも大掛かりなアクションが盛り込まれていますが、それ以外のシーンは淡々と進んでいくイメージです。

から紅の恋歌感想

2017年邦画興行収入ランキング第1位を獲得しています。
最近のコナン映画ブームもあり、アニメの枠を越えて多くの人が鑑賞した映画です。
そういう意味でも数あるコナン作品でも認知度の高い作品です。

興行収入としては当時の過去最高収益を記録しますが、個人的には過去の作品の積み重ねの功績が大きいと思います。

作品自体は、事件よりも和葉の恋敵となる紅葉との競技かるたやアクションシーンが焦点となっておりもう少し純粋にミステリー目線での工夫が欲しかったところです。

主題歌「渡月橋 〜君 想ふ〜」倉木麻衣

以前の作品である『迷宮の十字路』に続き、平次と和葉がメインとなる作品には倉木麻衣が担当しています。

終わりよければ全てよしではないですが、この倉木麻衣の主題歌でかなり救われた感じはあります。
やっぱり「名探偵コナンに倉木麻衣あり」と言ったところでしょうか。

世界観としっかりマッチしており、とてもいいです。

名言

和葉 平次
映画 から紅の恋歌より

絶対手エ離すなよ!離したら殺すぞ!

こんなとこで死んでたまるか!
 お前にはまだ言わなアカンことが残ってんねん!

犯人はこいつだ(ネタバレ)

犯人
映画 から紅の恋歌より

皐月会会長の阿知波さんでした。
過去に失踪したと思われた名頃は実は競技かるたの勝負に破れた皐月さん(阿知波の妻)による殺人でした。
その皐月をかばい、犯罪に気付き始めたメンバーを次々に殺害することとなりました。

しかし本当は名頃は競技かるた選手、そして女性としての皐月に惹かれていたのでした。