【監督別】今から復習したい人におすすめ!名探偵コナン映画一覧

どーもパブロ(@culionlifehack1)です。


毎年、GWに新作が発表される度に、新しいファンを量産し続ける劇場版『名探偵コナン映画』シリーズ。
ここでは『監督』という切り口で過去の映画シリーズを振り返ってみたいと思います。

実は名探偵コナンシリーズは『監督』『脚本』『主題歌』など様々な切り口でファンが考察をしており結構奥が深いです。

特に映画監督別の切り口は、同じコナン作品でも『その人らしさ』が出るため、好きな監督が見つければ20作を超える作品の中から自分にあった映画を効率的に見つけるヒントのなるかもしれません。

ちょっとマニアックですが、『あー○○監督の作品は、ハズレがないよねー』なんて、周りのファンにドヤ顔をして見ては如何でしょうか。

ちなみに私が考えた最強のコナン映画ランキングは別記事にまとめています



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こだま兼嗣 監督作品

こだまさんは名探偵コナンのアニメシリーズ初代監督であり、古参のファンから根強い人気を誇る監督です。
名探偵コナン以外の監督作品としては『シティハンター』シリーズなどがあり、30年以上この業界のトップランナーとして活躍し続ける大御所監督。

名探偵コナンの映画シリーズでは、アニメと並行して初期作品を全て担当しており、この人なしにコナンを語れないと行っても過言ではありません。

初期作品から時系列に鑑賞すると嫌でもこの流れになるわけですが、特にコナンを観て大人になった世代が当時を思い出しながら映画を楽しみたいなら、こだま作品から入るのがおすすめです。

名探偵コナン 時計じかけの摩天楼(1997年)

劇場版第1作目にしてGWにおじいちゃんと観に行った思い出の作品。
大学教授であり、私の人生において尊敬して止まない今は亡き祖父も『これは大人が観ても面白い!』と言ってくれた思い入れのある作品。
(全然、映画の内容に触れていないけど、勘弁してください。)

名探偵コナン 14番目の標的(1998年)

過去に毛利小五郎が逮捕した、賭博ディーラーの村上丈の仮釈放。
そんな中、目暮警部や小五郎の元妻・妃英理の命が狙われる。

トランプの絵札と数字に関係する被害者は全員、毛利小五郎の関係者。
コナンたちが残された14番目のターゲットはや犯人の謎に迫る本格ミステリー作品。
かなりストーリに手が込んでいて、過去の妃英理と小五郎の関係性にも迫る本気の名作です。

名探偵コナン 世紀末の魔術師(1999年)

大泥棒・怪盗キッドが鈴木財閥が発見したロマノフ王朝の遺産「インペリアル・イースター・エッグ」を狙うも、他にもエッグを狙い様々な思惑が交錯する作品。

名探偵コナン 瞳の中の暗殺者(2000年)

殺人事件の犯人の手がかりを握る蘭が記憶喪失となり、その記憶を新一との思い出のトロピカルランドで取り戻しつつ、事件の真犯人とバトルを繰り広げる作品です。

ちなみにコナン映画が『物理法則を無視している』と言われ出した歴史的な作品であり、今や代名詞であるアクションの面でも開花した注目の作品です。

名探偵コナン 天国へのカウントダウン(2001年)

おもろいです。
最後のビルからの脱出がサイコーです。
蘭と新一の恋愛要素と少年探偵団の活躍っぷりが発揮され、初期作品ならではの良さが出ている作品。

名探偵コナン ベイカー街の亡霊(2002年)

シリーズを通じて、歴代No1との呼び声の高い作品です。
AIのバーチャルゲームの中の取り込まれた子供達が、ゲームをクリアできなければそのまま現実世界に戻ることができないという設定勝ちな部分もありますが、テーマが非常に面白いですね。

また探偵らしく、イギリスを舞台にシャーロックホーズムが登場して、コナンと少年探偵団たちが謎解きをするなど、子供から大人までコナンファンが楽しめる点は、とても評価できます。

名探偵コナン 迷宮の十字路(2003年)

京都の街をテーマに繰り広げられり作品で、平次と和葉に焦点を当てた作品。
初期作品の中でも非常に評価の高い作品です。

ミステリー、恋愛、アクションを全てのバランスが素晴らしい『ザ・コナン映画』です。
最近コナン観てないけど、これから過去映画を追っかけたいなという方におすすめ。



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山本泰一郎 監督作品

劇場版コナンの2代目の映画監督として就任。
『名探偵コナン』では放送開始当初の1996年から参加しており、第119話から第332話までテレビシリーズの監督を担当。
こだま兼嗣の降板を受けて劇場版の監督に就任しますが、もちろんそれまでの映画作品にも関わっており、コナンの黎明期を支えたこだま監督のDNAを引き継いだ人事であったと思われます。

ただ残念ながらファンからの一般的な評価が絶望的に低い。
映画は監督の力だけで決まるものでないのです、歴代の興行収入を観ても山本監督時代は、停滞期と言わざるを得ないです。

ただ私個人としては、『探偵たちの鎮魂歌』など、かなり面白いとおすすめできる作品も入っていいます。

名探偵コナン 銀翼の奇術師 (2004年)

キッドが惜しみなく出てくる、キッドファン必見の作品です。
テーマはキッドの『お宝の略奪阻止』ですが、後半の飛行機の中で繰り広がられる展開がメインです。

墜落寸前の旅客機を無事に着陸させられるか?のラストシーンが見所。
『これどうなっちゃうの?』とハラハラドキドキの展開は子供から大人まで楽しめます。

名探偵コナン 水平線上の陰謀 (2005年)

観たはずだけど、一切記憶にない。
キャッチコピーは
「忘れはしねぇよ、オマエのことだけは…」
「オマエを、絶対に守る」

名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌 (2006年)

遊園地に名探偵達が集められて、事件を解決しないと人質に取られた『少年探偵団』たちの腕輪が爆発してしまうという激アツのテーマです。
分かりやすい展開で、起承転結がはっきりしており、リズムよく観れます。

私の中でもトップ5に入る良作。

名探偵コナン 紺碧の棺 (2007年)

映画のジャケット写真が面白くなさそうな雰囲気で、完全に敬遠していましたが、観て観たら以外と楽しいやつです。
はじめにみる必要はありませんが、後半で『あー次、どれ見よっかなー』ってなった時に観てください。

名探偵コナン 戦慄の楽譜 (2008年)

音痴のはずのコナンが、絶対音感のおねさん達と、声で電話を描けるという、別の番組でも『実際にこんなことできるか?』が検証されて作品です。はい。

名探偵コナン 漆黒の追跡者 (2009年)

原作ファンからは評価が高いけど、最近の黒の組織の事情を知らない『映画ファン』にとってはなかなか、内容が評価しづらいです。
(すんません。私もあんまり覚えてません。。。)

名探偵コナン 天空の難破船 (2010年)

面白いです。
蘭ちゃんの、乙女体質が爆発している作品。
観ているこっちが恥ずかしくなります。

バイオテロがテーマで武装集団が上空から、パンデミックを起こすという設定は最高にいいです。
スケールの高さやアクションなどは見応えあります、



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静野孔文 監督作品

正直アニメ分野における過去の実績としては、一番印象の薄い監督かもしれません。
ただ海外留学の経験などから国際的な作品への関わりが多く、単発作品での受賞が多く、才能や能力は高いレベルにあると思われます。

実際には、コナンシリーズで大幅に興行収入を伸ばしたのは何を隠そうこの人!
もちろん過去からの流れや原作の影響など、単純には測りきれませんが、誰にでも分かる興行収入という切り口ではまさにコナン映画の現在の人気を完成形まで伸し上げた監督と言えます。

初めて抜擢された劇場版『名探偵コナン沈黙の15分』では日本アカデミー賞優秀アニメーション賞に選出されました。
その後も『絶海の探偵』『異次元の狙撃手』『業火の向日葵』『純黒の悪夢』『から紅の恋歌』(2017年)と担当した作品では連続で歴代最高興行収入が更新していきます。

さらに最後の監督作品となった『から紅の恋歌』では、2017年邦画興行収入1位を獲得しています。
コナンシリーズをただのアニメ映画としての人気ではなく、芸術作品として評価を高めた功績は非常に大きいです。

ただファンの間では『沈黙の15分』『11人目のストライカー』なども低評価をされることが多く、なかなか興行的な成功が、ファンの人気とリンクしないのも事実です。

※先ほどあまり評判がよくないと言われていた山本監督も一応『沈黙の15分』『11人目のストライカー』では総監督という立場で貢献されています。

名探偵コナン 沈黙の15分(2011年)

ファンからは『地味』『犯人の動機がクソ』と評価が低い作品ですが、序盤の電車の爆破からコナンのアクションと導入で心を掴まれる作品という意味で私はとても評価しています。
実施に国内でも映画のアワードを受賞していますし、純粋なミステリー作品としては良作だと思います。
(途中の過去回想シーンで私がめちゃくちゃ寝てしまったことは内緒。)

名探偵コナン 11人目のストライカー(2012年)

酷評されまくりの作品出すが、個人的には好きです。
実在するサッカー選手たちを声優に据えた結果、『棒読み』すぎて逆に話題になるという異色の作品。

ラストシーンは少年探偵団(特に灰原さん)が大活躍する、友情、努力、勝利のサンデーならぬ、『ジャンプ』的作品。

名探偵コナン 絶海の探偵(2013年)

完全に大人向けの作品です、めっちゃ狭い船の上で展開される展開はとても地味で、ストーリーで引っ張っていく作品。
事前の取材相当力が入っている感じはビシビシ伝わります。

自衛隊とか好きな人はどうぞ。笑

名探偵コナン 異次元の狙撃手(2014年)

原作開始から20周年記念の作品となった。
「世良」や「赤井」にスポットが当たった作品。
ちなみに、ラストに映画から原作へのテーゼとして大きな仕掛けが施されたことで、主に原作ファンから大きな話題を呼びました。

名探偵コナン 業火の向日葵(2015年)

ファンからの評価は低いことが多いですが、私は大好きです。
考えすぎると腑に落ちない点が出てきてしましますが、おバカになったら楽しく見れる映画です。
怪盗キッドの登場などコナン映画らしいどちらかといえば子供向けの内容。

名探偵コナン 純黒の悪夢(2016年)

名探偵コナン から紅の恋歌(2017年)

平次と和葉の恋愛を軸に描かれたストーリー。
こちらも爆発的な人気を誇っています。
『迷宮の十字路』が好きな人にはおすすめの作品です。



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立川譲 監督作品

2018年より新しく映画監督として就任したのが立川監督。
初回監督作品となる『ゼロの執行人』はおそらく本人も予想していなかったであろう、歴史的大ヒットとなりました。

これまでの歴史をご覧の通り、コナン映画シリーズは5年を目処に監督の交代が行われるためあと数年間は立川監督が映画を担当することになるはずです。
このコナンフィーバーを維持できるのか今後の展開が非常に楽しみです。

過去に関わった作品としては『牙狼』『ちはやふる』『進撃の巨人』『いぬやしき』など人気作品が目白押しですが、監督としてはコナンほど大きな先品に関わるのは初めての様です。

名探偵コナン ゼロの執行人(2018年)

安室さんファン必見の作品です。
安室さんの格好良さと『安室さんの恋人』を知るための映画です。
ストーリー自体はとても複雑で、サミット会場爆破事件を発端に『警察』と『検察』の正義をテーマにコナンたちが活躍します。

亀垣一 監督作品

こちらはGW恒例のシリーズとは別になりますが『ルパン三世vs名探偵コナンTHE MOVIE(2013年)』の特別版の映画のイレギュラーな監督となります。
『ルパン三世』と『名探偵コナン』に両方参加していた事から『ルパン三世VS名探偵コナン』の監督に選ばれました。

ただ監督としては20年以上のキャリアを誇り、『劇場版ナルト』などヒット作も過去に経験しています。

ルパン三世vs名探偵コナンTHE MOVIE(2013年)

実はこの『ルパン三世vs名探偵コナンTHE MOVIE』は『面白すぎます!!

私の個人的な考察としては2013年〜2014年は山本監督から静野監督への移行の期間でありその間に公開された『ルパン三世vs名探偵コナンTHE MOVIE』が大ヒットをしたことにより、翌年の静野監督の作品『沈黙の15分』が大きな話題を呼んだと考えています。

『泥棒』と『探偵』として国民的人気の2つのキャラクターのコラボというだけで人気化必至なのですが、コナン原作者である青山さんの『ルパン』へのリスペクトが強く、どちらかといえば『コナン側』が『ルパン側』にお願いして出来上がった作品という経緯があるそうです。

お互いのアニメの世界観を守りつつ、しっかりと融合されている本作は両作品に精通する亀垣監督にしかできなかった素晴らしい作品です。


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監督別コナンおすすめ映画のまとめ

すでに20年以上の歴史を誇る名探偵コナン映画ですが、観るタイミングや順番によって評価も人それぞれだと思います。
今回は監督別の切り口で映画を紹介しましたが、監督まで意識してみることで普段とは少し違った視点で、新たな気づきがあるかもしれませんね。