どーもパブロ(@culionlifehack1)です。
2000年公開の劇場版名探偵コナン4作目『瞳の中の暗殺者』についてのあらすじと感想。
最後にネタバレ(犯人)ありです。
ちなみに今作は歴代映画シリーズの中でも相当面白い人気作品と評価が高いです。
目次
瞳の中の暗殺者あらすじ
事件の発端は、白昼に2人の警察官を狙ったの連続銃殺事件から始まる。
この映画のキーワードは
『Need not to know』
(知る必要のないこと)
これは警察の上層部に深く関わる事件であることを示す隠語でありトップシークレットを意味する。
場面は変わり警察関係者の披露宴に集まったコナンや警視庁のおなじみのメンバー。
同じ会場に潜んだ犯人の凶弾に佐藤刑事が倒れ、その場に居合わせた蘭は記憶喪失に。
捜査を進める中、過去のある事件に関係する警察や医師たちが捜査線上に浮上する。
そんな中、犯人は唯一自分の姿を見た毛利蘭に次の狙いを絞る。
犯人に狙われることを知りつつも記憶を取り戻すために蘭は新一との思い出の場所であるトロピカルランドへ。
犯人とコナンたちの最後の決戦が始まる。
瞳の中の暗殺者のみどころ
トロピカルランドでの想い出の回想シーンからゆったり目の導入。
古参ファンとしては悪くないです。
実はこの演出がラストシーンに繋がってくる布石になっています。
これを知った瞬間は思わず、おっ!と見入ってしまいます。
本格派ミステリーの脚本が面白い!
独立したミステリー小説として展開できるぐらい、ストーリーがしっかりしています。
子供向けのアニメ作品とは思えない仕上がり。
初期のコナン映画は同じ傾向がありますが、近年際立ってきたアクションシーンは控えめでストーリーで引っ張る展開はとても良いです。
特に瞳の中の暗殺者は構成の良さが際立っています。
電車のシーン半端ないって!!
蘭が入院からの外泊中に、電車のホームから犯人に突き飛ばされます。
コナンのファインプレーでギリギリセーフですが、アニメとはいえひやっとしました。
犯人半端ない。
左利きばっかり出てくる
この映画の犯人は序盤で左利きと突き止められるのですが、次から次に左利きが出てくる。
ZEEBRAの言葉を借りるなら
『東京生まれ、米花町育ち、怪しい奴はだいたい左利き』です。
はい。
それが言いたかっただけです。
少年探偵団および小五郎は早々に退場
クライマックスのトロピカルランドでは、犯人の誤認逮捕で事件解決と勘違いした名脇役たちが早々に撤退します。
うっ。迂闊すぎる!!
ハワイで親父に教わったジェットボート
飛行機、ヘリコプター、拳銃の打ち方。
コナンは大体、ハワイで親父に教わってますね。
コナンの名言(告白)
犯人から必死に自分(蘭)を守ろとするコナンの姿をみて蘭が「なぜそんなに守ってくれるのか?」と問うシーン
『好きだからだよ。
おめぇのことが地球上の誰よりも』
これは間違いなく
『記憶喪失の恋人に言ってみたいセリフNo. 1』
因みに蘭の反応は
『ありがとう!オマセさん。(ニコッ)』
いや、塩対応かーい。
瞳の中の暗殺者感想まとめ
全体としてアクションは少なめですが、ミステリーとしての展開は素晴らしいです。
またクライマックスシーンのトロピカルランドの攻防は、遊園地という素材を活かした壮大な追い詰め合いが面白い。
特に蘭の記憶を取り戻すきっかけになるシーンは、
これは一本とられたぜっ!
って感じです。
劇場版名探偵コナンシリーズの中でもかなりの名作です。
これは是非、優先的に見る価値のある作品。
過去のファン投票でも歴代トップ5に入ったのも納得ですね。
犯人はこいつだ!(ネタバレ)
天才外科医の風戸京介は手の怪我を負って心療内科に転身。
犯行の動機はわざと自分に怪我を負わせて、自分からオペを奪った同僚医師への恨み。
因みに最後は記憶を取り戻した毛利蘭にボコボコにやられます。