どーもパブロ(@culionlifehack1)です。
2005年公開の劇場版名探偵コナン9作目『水平線上のストラテジー』についてのあらすじと感想、最後にネタバレ(犯人)ありです。
目次
水平線上の陰謀あらすじ
十五年前に起こった沈没事件。
時が経ち、起きた交通事故。
この無関係に思える2つの事件から物語は始まります。
一方その頃太平洋を航海する豪華客船には多くの著名人と共に、蘭や少年探偵団が乗り込んでいた。
そこで出会ったのはシナリオライターの日下ひとなりと客船の設計士である、秋吉。
その船上で次々と繰り返される犯行。
コナンや小五郎、警察が犯人迫る中、地上では自動車事故についても調査が進む。
犯人を突き止めた後も、犯人による抵抗によって船が爆破される。
少年探偵団からのプレゼントを取りに戻った蘭は沈没船に取り残される。
果たしてコナンは無事に蘭を救い出すことができるのか?
水平線上の陰謀(ストラテジー)のみどころ
倒叙形式のストーリー展開
なんと言ってもコナン映画作品には珍しく倒叙ミステリーになっているところ。
通常の犯人探しではなく、視聴者には先に犯行シーンや犯人が明かされた状態で、その動機やトリックを紐解き、追い詰められていく過程を犯人の視点を踏まえて描いた推理作品のこと。
犯人のアリバイ崩し
倒叙形式だけに、いかに犯人の完全犯罪と思われるトリックを崩していくかが重要になってきます。
その反面、どうしても語り調子のシーンが多くなり絵面としては代わり映えのしない時間が長くなります。
集中してしっかり見れれば良いのですが、軽い感じで流しみしてるとちょっと退屈な時間になってしまうかも。
犯人逮捕シーン
コナンお得意のサッカーボールをかわす犯人。
布石としてコナンがサッカーをしていて、キックの調子悪いシーンが序盤があったので外すのかなとは思っていたのですが。
まさかの、ジャーーンプ!!!
はい。ポーズ
ということで犯人は逮捕です。
毛利小五郎の活躍
今回は珍しく、キレッキレの毛利小五郎。
これは意外でしたねー。
隠し要素として結構、盛り上がります。
ラスト10分に波乱の展開
最後の最後のまで目が離せない展開が続きます。
そしてEDはZARDの『夏を待つセイルのように』です。
普通に名曲。
水平線上の陰謀(ストラテジー)名言
歩美ちゃん
「みんな仲良く暮らせればいいのにね」
灰原さん
「無理ね、人には感情があるから。」
灰原パイセン大人!!
抵抗する犯人の攻撃を防いだ小五郎
「俺は女とは戦わない主義だが」
(↑犯人女ってバレてしまう。笑)
犯人
「それって差別じゃない?」
オシャレ展開!
そして犯人強すぎるー!!
水平線上の陰謀(ストラテジー)感想まとめ
全体として登場人物とその関係性がちょっと複雑ですが、ストーリーとしては面白いです。
裏をかいてストーリーが二転三転していく後半の様子は意外性があってとても良かった。
あんまりピックアップされない作品だけど地味にいい作品だと思います。
とにかくコナンと蘭の過去、貝殻の金メダル、蘭の母親似の秋吉さんなど、いろんな人物に細やかな伏線の設定を持ち込んだ作品です。
特に大人の方にも見応えのある作品ではないでしょうか。
犯人はこいつだ!ネタバレ
まぁ倒叙形式のストーリーなので、あえてここで発表するまでもないですが、主犯は日下ひとなりです。
さらにストーリーを盛り上げる要素として、連続殺人の陰に隠れていたのは、秋吉による亡き父の復習でした。
秋吉は仕組まれた過去の沈没船事件の船長の娘でした。