フリーランスvsサラリーマン 〜収入と社会的地位の違いを比較〜

どーも、パプロです。
最近、よく耳にするフリーランス。
私もサラリーマンの立場として、フリーランスで食っていけることへの憧れはあります。

場所や時間に縛られず、組織とのしがらみもない。うまくいけばサラリーマン以上に稼げる。

確かにすべて、間違いではありません。

しかしよく考えてみれば、フリーランスが収入、社会的地位の側面からサラリーマンより非常に厳しいことは明白です。

昨今、フリーランスを勧める内容の記事、ブログ等が乱立するなかで、あえて否定的な立場から意見したい。

つまりはフリーランスで生きている方への尊敬や憧れもあるのですが、皆んなが皆んな憧れて目指す様なポストではないよってことを自分なりの考えに基づいてに伝えたい。

結論として私の思うフリーランスをやっていいパターンは

1.ワケありフリーランサー
会社(組織)ではやっていけない何らかの理由があり、フリーランスにならざるを得ない。


2.根っからフリーランサー
金銭面、社会的地位に何のこだわりもなく、手の届く範疇で、好きな時に好きなことだけやっていたい。


3.勝ち組フリーランサー
とてつもない技能、能力を持っていて、会社(組織)ではなく、フリーランス(個人)になることで、圧倒的に稼げるという根拠、自信がある。

因みに、最後のパターンの場合は、フリーランスとかじゃなくて、金銭面、社会的地位の観点から言えば、起業しちゃえよ。ってパターンですが。。


偏見かもしれませんが、私はほとんどの場合、1か2に当てまる人が現代のフリーランス像だと思ってます。


あと、自分では「フリーランスになって年収400万から800万に増えたぞー!俺は3番の勝ち組フリーランスだ!」って思っているひともいるかもしれません。

が、これも私からすると勝ち組ではありません。もともと、低いレベルから、精神的、身体的に解放されて、満足感はあるかもしれません。しかし長期的な金銭面、社会的地位は、むしろダウンしていると思います。

私が思う勝ち組フリーランスは、年収1500万〜2000万。営業努力をせずとも業務依頼が来る。時間的、精神的にも、余裕がある。というレベルを想定しています。

以下に、その理由について書いていきます。




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なぜフリーランスよりもサラリーマンがお得なのか

  • サラリーマンは会社に手厚く守られている。
  • フリーランスの社会的地位は確立されていない。
  • フリーランスではなく、兼業、副業というあり方。目指すべきは早期退職!!

サラリーマンは会社に守られている!

まずサラリーマンがいかに守られているかと言う点について、


*厚生年金、企業年金
*家賃補助
*失業手当や社会保険料
*有給、産休、育休
*健康診断その他福利厚生

の制度をあげます。

もちろん勤め先によって状況は非常に異なりますが、一般的な企業であれば、多かれ少なかれ上記の様な制度が存在します。

何が言いたいかというと、給与明細には乗ってこない目には見えない金銭的価値が山ほどありますよってことです。


つまり、サラリーマンの年収500万とフリーランスの年収500万には雲泥の差があります。

同じ額面であれば毎月の手取りはフリーランスの方の方が多いでしょうが、65歳以上の厚生年金、企業年金の上乗せや、退職金、または身体を壊したり、失業した際の保険など、中長期的なメリットが半端ない。

おまけに、30〜40代のサラリーマンなら現在の年収が500万でも定年までにそれなりに昇級して600〜800万は見込めるのではないでしょうか?

年金なんて当てにならないとか、若くして死んだら意味がない。など色んな意見もあると思いますが、平均寿命が90歳に近づく日本において一般論で言えば、フリーランスで90歳まで現役でいることの方が遥かに難しいでしょう。

ましてや、会社が倒産するリスクより、Googleの方針変更で、ブログのマネタイズが出来なくなった。新しい技術が出てきて、キャッチアップ出来なくなり仕事が出来なくなった。というリスクの方が圧倒的に多いと思います。

その辺のリスクを補えるほどの収入をフリーランスで確保したければ、サラリーマンの倍の年収1000万以上稼いでも、トントンぐらいじゃないかなと思います。

他のサイトでも、フリーランスの目安として月70万が目安という事を目にしたことがあひます。月額70万ってなかなかのものですが、ボーナスや諸々の経費、貯蓄を考えれば確かにこれが最低ラインでしょう。


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フリーランスの社会的地位は?

クラウドソーシングサービスの台頭もあり、フリーランスとして生きていくための機会創出や、世間の理解も少しずつは進んでいるのかも、、とは思います。

しかし、フリーランスなんて思っているほどカッコイイものじゃない。結局、フリーランサーのやっていることって大半が、ライターやWEBエンジニア、ブロガーだったりします。

つまりは普通の人なのです。
この普通の人らが、バックボーンとなる企業の看板を降ろせば、社会的地位なんて、ニートに毛が生えたようなものでしょう。

銀行からの融資や、ローンなどフリーランスには生活する上でも多くのハンデを負っています。

例えば大切な家族が出来た時、マイホームを持ちたいと思っても、ローンが組めない。

かといって、30〜40代で現金で家を買えるほどの資産を作ることも難しいです。

それなら、サラリーマンとして会社の肩書にレバレッジを効かせて不動産投資などに取り組む方がよほど安定しています。

ここまで読んで、振り返って考えて貰いたい。そこまでのリスクを負って敢えて、フリーランスになる意味を自分なかに見いだせるかと。。。

兼業、副業のススメ。目指せ早期退職!!

この記事が刺さった人はきっと現在サラリーマンで、なんとか、脱サラしたいと願う方ではないでしょうか。
その、一つの解決策として、フリーランスに興味を持っている。

もちろん私もその内の1人です、WEB系のフリーランスとかどうだろうなー?と考えていた1人ですが。

結論として、副業として収益源を得る。
また余剰資金は株式投資としてアクティブに運用することで、目指せ1億円計画を絶賛実施中です。笑

ゆくゆくは早期退職を目指しています。

この結論に至った理由は、フリーランスとして細く長くやっていくよりも、現役の間に出来る限り資産を作る。
先の目処が立った段階で早期退職することで、独立することのリスクを避けながらも、働いている期間を出来る限り短くしようと言う作戦です。

私の場合は幸い妻も共働きで、頑張れば定年までに1億円も夢じゃないところにいるので、選べる選択肢かもしれません。

しかし、ゴールの設定は違えど、資産を最大化するという意味においては今のところこれが最善だと思っています。

ライターや、エンジニア、ブログ、不動産、株式運用など、結局このへんのことって、内容を取捨選択すれば副業、兼業として出来ることも非常に多いです。

もちろん、フリーランスが悪い例ばかりではなく、人によっては人生の充実や金銭面、社会的な地位としても今よりも良い方向に行くこともあるでしょう。

しかし、フリーランスがあくまで選択肢の中の一つであり、相応の見返りを求めるならそんなに甘くない世界ではないこと。

また、自分がフリーランスになりたい本質の理由を突き詰めると、実は他にもベターな方法があるかもしれません。

少し視野を広げてみては如何でしょうか。


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