バーべキュー検定初級で学んだBBQを楽しむコツ・テクニック

どーもパブロ(@culionlifehack1)です。


前回BBQ検定なる夏の一番輝けるであろう資格について記事にしました。


関連記事:【人気資格】BBQ検定(初級)を一日で受講してみた【簡単で面白い】


今回は、そこで学んだ内容について少し書いてみたいと思います。


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BBQ検定初級の内容

理想のスマートバーベキューとは

スマートバーベキューとは「自分、相手、環境に優しい」バーベキューを念頭に置いた日本バーベキュー協会が推奨しているスタイルです。
会長曰く、BBQは仲間と楽しむ文化であり、ただの食事ではないわけです。
これが「一人焼き肉」は成り立つけど「一人BBQ」は成り立たない理由だそうです。

前提となる原則を覚えておこう

自分が振る舞い、その所作も含めて周囲を楽しませる姿は茶道に通ずるもので、日本人の感覚にも実はマッチするものです。
そのなBBQには9つの原則があります。

バーベキュー九則
下調べは慎重に
準備はお家で
降らずとも雨の用意
焼ける前に一品
食べ物を炭にするべからず
子供相客に心せよ
飲んだら運転はしない
ゴミ、炭は埋めない、捨てない
来た時よりも美しく

まさに日本人の心を感じる内容になっています。

BBQ基礎編

ここではBBQを始める前の器材や準備について述べられています。

BBQの三種の神器

チムニースターター

こんなやつですね。
煙突効果によって簡単に効率よく炭に火をつけることができます。
実は値段も2,000円を切るぐらいで安いです。
カッコつけるという意味でマストアイテム!!
「ちょっとそこのチムニースターター取って」という一言のためのアイテムです。
チムニースターター

水鉄砲

これが三種の神器に入るのかと思うところですが、火消し用として活躍する水鉄砲。
子供が肉が焼けるまで、遊んでいるというのは協会のポリシーに反します。
子供にも退屈しない役割を与えることで、みんなで楽しめるBBQというポリシーを守るためにも重要なアイテムです。笑

火消壺

これは馴染みがないですが、要するに、炭を持ち帰るための入れ物ですね。
消し炭も再利用できることがあるので、こちらも前述の九則を守ってスマートBBQを実践するためのアイテムです。

炭の種類

あまり気にすることのない炭の種類ですが、ここでも違いがあるようです。

マングローブの炭(黒炭)

あんまり聞きなれないけどこれが一番BBQに適しており、火がつき易いです。
形が整っていない、真っ黒の安いやつですね。
案外安い炭の方が良かったりする。

備長炭(白炭)

高級感があって良いイメージだけど火がつくまでに結構時間がかかるためBBQには向いていないです。

真ん中に穴が空いてる炭

これもよく目にしますが、どちらかというと性質は備長炭に近いため、黒炭よりも火がつきにくくあんまりオススメできない。

チャコールレイアウト(炭の配置)

やって来ました、カッコつけポイントです!
炭の配置に強弱をつけることで強火、中火、弱火を使い分けるテクニックです。

1ゾーンファーイヤ

普通に満遍なく、炭を一面に広げるやり方です。
均一の温度なので焼けるスペースが一番広いです。

2ゾーンファイヤ

炭を半分に固める方法です。
強火と、中火を作ることができます。

3ゾーンファイヤ

炭を多い部分、少ない部分、置かない部分に三分割する配置です。
一つのスペースに強火、中火、弱火を作ることができます。

スリーゾーンファイヤ

その他の炭の配置

その他にも食材によってサークルファイヤやスプリット2ゾーンファイヤなど厨二心をくすぐる配置が盛りだくさんです。


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ミシシッピテスト(温度を測る)

続いての、カッコつけポイントです。
ミシシッピテストは温度計を使わずに、グリルの温度を測るやり方です。

やり方は簡単。
グリルの上、20cmくらいで手のヒラを広げてください。
そのまま、「1ミシシッピ、2ミシシッピ、3ミシシッピ」と唱えてください。

熱くて我慢できなくなったタイミングで温度を知ることができます。
(「ミシシッピ」は、言いにくいので早口にならず、正確に時間が測れます。)

  1. ミシシッピ→強火:およそ200℃
  2. ミシシッピ→中火:およそ160℃
  3. ミシシッピ→弱火:およそ120℃

急に「1ミシシッピ、2ミシシッピ、3ミシシッピ」と唱えだしたあなたは注目度ナンバー1間違いなしです。

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実践編、調理をしていく時のポイント

ここから本格的な腕の見せ所になるのですが、具体的な火の通り方など調理の仕方は是非、自身でBBQ検定を受講してみてください。
ここでは調理を進める上で、ドヤれるテクニクを抜粋したいと思います。
(ここまで美味しく作る方法を求めて読んでいた人がいたらすみません。)

塩、コショウは必要以上に高い位置からふれ!

これはBBQ初級テキスト動画の中でも述べられていますが、食材に降る塩、コショウはできるだけ高い位置から降ってください。
理由は簡単です、その方が頑張っている感が出るからです。
モコズキッチンでも、基本このスタイルでやっていると思いますので、素直に従ってください。

OKテスト

実際に焼いたお肉の焼き加減を調べる方法です。
自分の手でOKサインを作ってみてください。

この時の、親指の付け根の柔らかさがお肉の役加減に比例します。

別の指で変えてみると、親指の付け根の硬さが変わるのがわかると思います。
実際には、以下のような感じで火の通り方を判断しましょう。


人差し指と親指→レア
中指と親指→ミディアム
薬指と親指→ウェルダン

野菜いは丸焼き(切らない)

こちらも具体的な、火の通し方、調理方法は動画で学んで欲しいのですが、野菜は間違いなく丸焼きがうまいです。
特に、しいたけとピーマンは焼き方次第で驚く程、ジューシューで美味しくなります。
BBQインストラクター所有者に作ってもらったときに、美味しすぎて感動しました。

お迎えには焼かないBBQ

こちらもすごく重要な要素ですね。
BBQは焼くのがメインと思われがちですが、到着した時から勝負は始まっています。
火を起こして食材に火が通るのを待っている間には事前に仕込んだ前菜を準備しておきましょう。
ここで気の利いた一品があれば、できるBBQ感を大いに醸成できることでしょう。

手の込んだ準備が難しい時は買い出しの際に、何か準備すると良いでしょうが、私の経験ではコストコのキヌアサラダが少し風変わりで、みんな喜んでいた印象です。

キヌアサラダ

デザートも BBQで楽しむ

マシュマロなんかは良くやると思いますが、フルーツも焼いちゃいましょう!
BBQ協会の推奨はバナナ(皮ごと)オレンジ(半分にカット)キウイ(半分にカット)です。

実はこの中に焼いても美味しくないフルーツが一つ混じっています。
お分かりでしょうか?

正解はキウイです。

しかし、このキウイを美味しいという人がたまにいるらしい。
その人は多分、キウイを美味しいと感じているのではなく、その場のBBQを心から楽しんでくれて、キウイが美味しいと感じている人です。
安い食材もみんなで食べれば美味しいものですからね。。これぞBBQの醍醐味。


そういう意味で、終盤で変わり種の食材を取り入れてみるのも面白いかもしれません。


さすがBBQ協会!ただBBQを美味しくするだけでなく、最高のコミュニケーションの場にするために良く考えている。

理想のBBQのやり方まとめ

いかがでしょうか?以上、BBQを最高の思い出にするためのBBQ検定で学べる内容でした。
具体的な調理方法とうは、ぜひご自身で学んでみて欲しいと思いますが、私もBBQ検定初級を受講してみて、BBQの奥深さを知ることができました。
みなさんも次回のBBQでドヤってみてはいかがでしょうか?

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