どーもパブロ(@culionlifehack1)です。
皆さん年賀状ってまだ送ってますか。
私は、小学生の冬休みに、親父が度重なる失敗にもめげずに、不慣れなパソコンで一生懸命、印刷した刷りたての年賀状に、誤ってコーヒーをぶち撒け、殴られた思い出があります。
普段手をあげる様な父親ではないので、きっとあれは僕に怒ったのではなく、やりたくもない年賀状という文化に対するストレスと怒りだったんだろうと都合よく解釈しています。
そんな思い出もあり、私は年賀状を出すことをやめました。
今や一枚も出しません。仕事もプライベートの分も含めて。
年賀状に価値を感じる方が継続することに全く異論はありません。
ただ周りの目を気にしたり、ストレスを感じるぐらいなら、綺麗さっぱり辞めることをお勧めしたい。
そんな、迷える年賀状難民たちに勇気持って辞める理由を与えたいと思う。
目次
年賀状を送る意味ってあるんだろうか?
機能はSNSで代替されている
これは言わずもがな、LINEやメールで十分事足りる。むしろ年賀状より圧倒的に優れた面しか思いつかない。ちなみに私レベルになるとSNSさえ、自らは送らない。送ってきてくれた人には全力で返してます。
昇進や評価には関係ない
やめられない理由で大きいのは、義理とか建前の部分が大きいと思う。そりゃあ上司とか得意先から来た年賀状をスルーするのは気がひける。
しかし、それでその人の評価が変わるほどかと言えば絶対にそんなことはない。
そんなことで崩れる人間関係ならハナから見直した方が良いだろう。
因みに私も社会人一年目ぐらいは真面目だったので大切な得意先にはすべて手書きの年賀状を送ったが、その意味のなさに2年目以降は送らなかった。
仕事にはなんの影響もなかった。(と思っている。)
むしろ、こっちが「年賀状送らないと!」と感じる様なお偉い人たちは貴方以外から仕事がらみの年賀状を大量にもらっていることの方が多いだろう。
なんなら2年目以降は、年賀状を送ってないのに、年始に会ったら、「年賀状ありがとうね!」と言われる始末。
これは嫌味でもなんでもなく、年賀状を沢山もらう人になればなるほど、そんな程度しか覚えてない査証だと思う。
それでも気になる人は、どうせ年賀状なんて、ほとんど意味をなさないのだから、もっと別で印象に残ることをすべきだと思う。
例えば僕の先輩で、凄く仕事のできた人も年賀状は一切、送ってなかったけど、誕生日に軽く「誕生日おめでとうございます!ちょと調べてみたら〇〇さんってカーネルサンダースも同じ誕生日なんですね!」みたいな感じで一声掛けていた人がいる。
年賀状を送ってくれる不特定多数のうちの1人よりも、私なら誕生日を覚えてくれている人の方が遥かに親近感が湧く。しかもわざわざ、同じ誕生日の偉人、有名人まで調べてくれてるんだから、そりゃあ好感持てますよね。
そんな人が年賀状をくれないからって嫌いになるわけがない。
このように、そもそも年賀状をビジネスのツールとしてしか考えていないのであれば、尚更、年賀状以外のことに気を配っと方がよっぽど懸命だと思う。
それでも年賀状という形式にこだわるなら、人よりも大きいサイズの年賀状に、毛筆でびっくりするぐらいの達筆な字で想いを書き示すぐらいの努力をした方が良い。
それが出来ないなら思い切って辞めてしまおう!笑
郵便局のボーナスでしかない
2015年の年賀状は30億2285万枚が発売されたそうです。
これを1枚52円換算すると1571億8820万円の売上になります。
そして2014年の日本郵便の売上は1兆3174億円。
つまり売上の約12%が、年賀状によるものです。たった年始の数日で年間の12%のウエイトを占めるわけですから、郵便局にとってはボーナスでしかありません。
そりゃ何とかしてこの文化を守りたいはずですよね。
年賀状を出さないための自分への言い訳
実際に年賀状を出す人は激減している
年賀状を辞めている人はあなただけじゃない。実際年賀状の発行部数は年々、大幅に落ちている。
読売新聞の調査では2017年の年賀用ハガキの発行枚数は30億枚だったそうだ。
(売上枚数ではなく発行枚数であることには注意が必要)
ピーク時の2004年の約44億6000枚から大幅に減少した形となった。
安心してほしい。みんな面倒臭いんだ。
今後の人口減少や、社会の環境の変化を考えてもこれ以上、年賀状が増えることは私たちが生きている間には起こらないと思う。
今年は喪中だったと思い込む。
これはよく私が使う妄想なのですが、毎年喪中だと思い込んでいます。
その想いが強ければ強いほど、とっさに年賀状の話題になっても、ナチュラルに「喪中だったので」という一言が出てきます。
不謹慎かもしれませんが、まずは念じましょう。
ペーパーレス社会への貢献
現代社会は紙のコストをできる限り無くそうとしています。
雑誌、新聞、書籍だって電子書籍になっています。行政や司法でも効率化とムダの削減として資料の電子化を進めていますから、前述した30億枚の年賀状も立派なコストです。
我々の手で、社会に優しいペーパーレス社会を実現しましょう。
ソフトバンクの孫正義さんも、「将来、紙の新聞なんてありえない」と断言されています。
誰も年賀状とは言ってませんが、、、そこはまあ、、、
郵便局員さんへの配慮
私たちのせいで、年末年始の貴重な家族との時間を郵便局員さんは奪われているわけです。
これこそ本末転倒ではないでしょか?
古き良き日本の文化を大事にしようといのであれば、是非、年賀状の前に、お正月に家族でゆっくり休める時間を従業員に与えてあげてほしい!
実際に日本郵政は17年から1月2日の年賀はがきの配送を取りやめています。
そこまで配慮するなら、年賀状自体を廃止してくれ!!
知り合いの郵便局員さんからも、年末は年賀状のノルマに苦しんでいて、自腹の買取が横行しているという話を未だに聞きます。
もうそんな時代錯誤なことやめましょうよ
そんな郵便局員さんを守るためにも、今年も年賀状を送らないぞ。
年賀状を出さないまとめ
さあ皆さん、覚悟は決まったでしょうか。笑
ここまで書いておいてなんなんですが、私が否定しているのは年賀状という非効率なやり方であって、新年の挨拶や、心遣いには大賛成です。
こんな時代においても年賀状を送ってきてくれる人たちの気持ちにはしっかり思いを馳せて、敬意を忘れないでいたいですね。
まさかの大どんでん返し!以上。