どーもパブロ(@culionlifehack1)です。
- 朝が覚めて布団から出られない
- やらなきゃいけない仕事に手がつかない
- だらだらとテレビを見てしまう
- 気づいたら1時間経ってた
少なからず誰もがこんな経験をしたことがあるのではないでしょうか。
私もよくあります(笑)
その度に自分ってダメだなぁと自己嫌悪に陥ってしまいます。
ここでは、そんな状態を抜け出すためにとっておきの方法を紹介します。
その名も『5秒の法則』です。
簡単に始められる上に効果は絶大。
自分のことを嫌いになる前に、TEDスピーチでも紹介されたこの方法を試してみてはいかがでしょうか。
※本編は英語での紹介になっています。
この記事の後半に日本語で『5秒の法則』について述べている動画も紹介しているので、英語が苦手なかたはそちらを参考にしてみてください。
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目次
メル・ロビンスがTEDで提唱する「5秒の法則(5秒ルール)」とは?
そもそも5秒の法則とはメル・ロビンスさんが提唱した概念です。
やり方は至ってシンプル。
『5・4・3・2・1・ GO!』と頭の中でカウントダウンをして、考える隙なく作業に取り組むのです。
ロビンスさんは過去に鬱状態になり、くわえてパニック障害となったことから20年間も薬を飲み続けていたようです。
そのような状態から彼女が抜け出せたきっかけはたまたま目にしたロケットの打ち上げシーンでした。
54321とカウントダウンされ、一気に発射されるロケットを見て、5秒の法則を思いついたのでした。
この方法だけを聞くと、あまりにも簡単すぎて本当にそんなことで作業に手がつくのかと疑問を感じてしまいます。
実は5秒ルールは心理学にも裏打ちされた理に適った法則だったのです。
例えば試験前に勉強しなければいけないのに急に部屋の掃除をしたくなった経験は無いでしょうか。
実はこの背景には、『できなかった自分への言い訳を作り』が隠されています。
仮に本気で勉強をして、テストの点数が悪かった場合、『やっても出来なかった』言う事実に向き合わなければなりません。
これは多くの人にとって非常に苦痛を感じる場面です。
これを避けるために人は無意識に失敗の言い訳として『掃除をしていて勉強ができなかった』と言う状況を作ります。
所謂、『俺まだ本気出してないだけ』ってやつですね。
つまり心理学的には考えれば考えるほど、時間が経てば経つほど作業に手がつかなくなってしまうのです。
5秒の法則では、この無意識に考える時間をなくすことによって一気に作業を開始してしまいます。
さらに不思議なことに多くの作業は一旦始めてしまえば思っていたよりも辛くありません。
ほとんどの事は始めるまでは辛いですが、始めてしまえば以外に大したことはないのです。
実は人間が辛いと感じる時間もこの5秒間に含まれています。
この5秒間を乗り越えると言う意味でも、実は非常に理にかなったやり方なのです。
私が実践した5秒ルールの効果
ここからは実際に私が5秒の法則の効果を実感した事例を紹介します。
因みにこちらの動画は日本語で5秒ルールの効果についてしっかりと解説してくれています。
ぜひ一度こちらもチェックして見てください。
事例1:寒くて布団から出られない
よくある事例です。
私の場合、目覚ましと共に起きてはいるのですが、布団から出られないと言う経験を冬場によく経験します。
そこで5秒ルールを実践。
54321と言うカウントダウンと共にうぉーーーと叫んで一気に布団から出てしまいます。
妻と娘よ!朝から絶叫する父をお許し下さい。
不思議なことに何日間か続ければ、あとは自然と起きるのが苦痛じゃなくなります。
自分の中で習慣化されていくわけですね
事例2:嫌な仕事を先延ばしにしてしまう
これもサラリーマンの方に多いのではないでしょうか。
もしくは受験勉強にも同じことが言えると思います。
私はダメな人間なので今やっても1時間後にやっても変わらないや。と物事を後回しにしてしまいます。
しかし今やるか1時間後にやるかで、実は何倍も作業効率が変わってきます。
要するに一度、タイミングを逃してしまった仕事は必要に迫られるまで手をつけないままになってしまうのです。
仕事にしろ家事にしろ、ほとんどの事は思いついた瞬間にやるのがベストであることが多いです。
こちらもカウントダウンと同時に作業を強制的に開始します。
さすがに職場では叫びません。
その効果は絶大。
仕事の効率が上がるというのはもちろんですが、それ以上に、ストレスを感じることがかなり減りました。
私が気づいたのは、これまで感じていストレスの原因を勘違いしていたことです。
仕事の量や内容が自分の能力を超えているのでストレスがかかっていると思っていた。
細々とした面倒な作業が残っていて、本当にやるべき仕事に集中できない状態にストレスを感じている。
5秒ルールは人生を変える
『2-6-2の法則』に言われるようにどんな組織も必ず優秀な20%、平均的な60%、イマイチな20%の人材に別れます。
一体、この差は何でしょうか?
私は超一流企業に勤めている方も、ニートの方も基本的に人間としてのベースの能力に大きな差はないと考えています。
もちろんその中でも、優秀とされる人は特別な何かがあると思いますが、そんな人はどの組織でも良くて上位20%です。
特異的に優れた人やダメな人を除けば残りの差は『やるべきことをやれるかどうか』しかないと思います。
もっと言えば、ほとんどの仕事は自分の努力と、作業量でしか差がつきません。
それだけこなしていれば、どんな組織にいても少なくとも、その組織で平均的なポジションには入れます。
結局はこの積み重ねがとても大きな差になってくるんですね。
またイギリスの歴史学者が唱える『パーキンソンの法則』では「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」と定義されています。
つまりこの理論に則れば期限のある仕事は、その期間が終了する瞬間まで永遠に作業量が増え続けます。
このことからも今この瞬間に手をつけて終わられされるタスクは気付いた時に終わらせてしまうことで、劇的に効率が上がるのです。
やる気が出ない人のための5秒の法則まとめ
タイトルでは、分かりやすく『やる気スイッチの入れ方』という表現をしましたが、実は物事を進めるのにやる気は先行しなくてもいいのです。
ロビンスさんは、多くの人の誤解として以下のことを伝えています。
- やる気があるから作業が出来る→×
- とりあえずやってみたらやる気がついてくる→○
やってみたら意外にすぐ出来た。
嫌なタスクが終わると凄く心がスッキリした。
皆さんも、これまでにこんな体感したことがあるのではないでしょうか。
人生において『重要だと思ってないけど、やらなきゃいけないこと』が溢れかえっています。
これらは後回しにしても、結局いつかはやらなきゃいけません。
すべてはとにかく手につけることから。
さぁ、今あなたがやるべきことを思い浮かべてください。
- 風呂掃除
- 洗い物
- 洗濯
- メールを返す
何でも良いです。
準備は出来ましたか?
それでは、
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GO!!