【Anker PowerCore 10000 】「Redux」とPD」の違いを解説

どーもパブロ(@culionlifehack1)です。


モバイルバッテリーの王様といえばアンカーといっても過言ではありません。
その中で最もベーシックで人気があり、近年は常にベストセラーとなっているモデルが【Anker PowerCore 10000 】(パワーコア10000)です。

そこに2019年新たなラインナップが加わりました。

  • Anker PowerCore 10000
  • Anker PowerCore 10000「Redux」
  • Anker PowerCore 10000「PD」

このシリーズの中でも商品名の末尾に「Redux」「PD」と付く商品の違いはなんでしょうか?

実は同じように見えるモバイルバッテリーにも、急速充電やUSBなど様々な規格が乱立して、単純に充電回数だけで選べるものではありません。
ここではモバイルバッテリーの定番となっているAnker PowerCore 10000の種類について、分かりやすく解説してみます。

これを読めばモバイルバッテリーの選び方、および自分に合った商品がわかるようになるはずです。

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モバイルバッテリー選びの基本

まずモバイルバッテリーを選ぶ時に理解しておくべき情報について簡単にまとめておきます。

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バッテリー容量(mAh)を決める

モバイルバッテリー選びで一番はじめに確認すべきところが、「何を、どのぐらい充電したいのか?」ということ。

  • スマホ
  • イヤホン
  • タブレット
  • モバイルPC

人によって違うことでしょう。
その際の目安になるのがバッテリー容量です。

殆どのモバイルバッテリーは以下の容量に分類されます。

  • 5000mAh スマホ1回分
  • 10000mAh スマホ2.5回分
  • 20000mAh スマホ5〜6回分

iPhone8、Xsをはじめとする最近のスマホでは大体「3000mAh以上」程度の容量を必要とします。
実際には電力は100%利用されず、熱としてロスが出るのでそれぞれ上記のような充電回数を目安とすると良いでしょう。

今回紹介しているAnker PowerCore 10000は商品名が示すように10000mAh(ミリアンペア)の容量となります。
容量によって外観のサイズも大きく異なるので外出時に常にに持ち歩くことや、複数のデバイスの充電が必要であることを考えると、少し余裕のある10000mAhが最も人気があることにも納得できるでしょう。

パブロパブロ

つまり現在のモバイル端末の充電事情において最も凡庸性が高いのが10000mAhです。

【Anker PowerCore 10000】


まずは2016年に発売された1番ベーシックなモデルとなるロングセラー商品です。
特徴はなんといっても世界最小、最軽量ということ。
モバイルバッテリーの言うだけに、持ち歩くことが大前提になってくるので小さく、軽いと言う特徴は実用面で何者にも代え難いメリットです。

さらに私がAnker PowerCore 10000を推奨する理由が、充電の残り残量を示すインジケーターが付いていることです。
外出の度に後どのくらい残量があるのか気になるところですが、Anker PowerCore 10000なら4つのランプで残量が一目瞭然。

  • LED1個点灯 〜25%
  • LED2個点灯 〜50%
  • LED3個点灯 〜75%
  • LED4個点灯 〜100%

デバイスの充電時には、PowerIQVoltageBOOSTというAnkerの独自技術が使われています。
前者で電流値がデバイスに合わせて最適な値に調整、後者ではケーブルによる充電ムラを防げるようになっているため、最速かつ安全に充電することができます。

【Anker PowerCore 10000 Redux】


次に2019年に発売された進化版Anker PowerCore 10000とも呼べるのがRedux。
なんと10000mAhとは思えない、小型化を果たしています。
Anker PowerCore 10000の発売当時の最小はreduxによって自身の記録を塗り替えたことにります。

一方で重量に関しては数十グラムですがreduxの方が重くなっていますが、体感としてはほとんど変わりません。
LEDインジケーターPowerIQVoltageBOOSTといった優れた機能もそのまま踏襲しています。
それに加えて、ワイヤレス(Bluetooth)イヤホンなどを充電する際の低電流モードが追加されて、さらに安全に最適なデバイス毎の充電が可能となっています。

パブロパブロ

もう超絶進化ですよ!!
値段も現在では2900円程度と、初代と100円程度しか変わりません。

【Anker PowerCore 10000 PD】


最後に紹介するのが最新版のAnker PowerCore 10000 PDです。
こちらも2019年2月にReduxの1ヶ月遅れて発売された商品です。
ガジェットマニアの間では瞬く間に人気となり、2019年に4月現在、アマゾン等では売り切れとなっています。

この製品のポイント2つです。
複数のデバイスを同時に充電できる
PDによる6倍の急速充電が可能
ついでにあまり馴染みのないPDという言葉についても解説しておきます。

PDはUSB-Cに対応した急速充電規格

PDとはPower Deliveryの略称です。
USB端子(USBのコネクター部分)には大きく分けて、3種類あります。

  • USB Type-A
  • Micro USB
  • USB Type-C

USB Type-AはノートPC、Micro USBは一部のスマートフォンやデジタルカメラ等に多く採用されてきました。その中で最も新しい端子の規格が2014年8月に登場したUSB Type-Cです。

USB Type-AやMicro USBと違い、USB Type-Cは上下対照の形でリバーシブルに使える構造となっており、最新のスマートフォンやMacBook等に採用されています。

今回ご紹介するUSB PDは、このUSB Type-Cという端子に対応した給電規格の一つで、最大100W(20V / 5A)というとても大きな電力の供給を行うことができます。

パブロ(汗)パブロ(汗)

つまり従来のUSBと比較して理論上6倍近く早く充電することが可能なんです。すごい!

USB PDのよくある誤解

ただしUSB の形状がType-Cだからと言って、必ずしもUSB PDに対応しているわけではありませんので、ご注意ください。
USB PDの高速な給電能力を発揮するには以下の3つ全てがUSB PDに対応している必要があります。

  • スマホやタブレットなどの端末
  • 充電に使うモバイルバッテリー
  • その2つを繋ぐケーブル

USBタイプCおよびPDへの対応製品は現在普及機であり、常に最新のデバイスを取り揃えていない人には、まだまだ身の回りに対応製品が少ないはずです。

Anker PowerCore 10000 PDがおすすめな人

  • 複数台同時に充電したいひと
  • 身の回りの製品がPD対応している

急速充電器のスペックがどこまで生かされるか、その人の持っているデバイスに依存しますが、今後普及してくることは間違いありません。
また大は小を兼ねるので、急速充電器ができなくても複数台同時に充電できることは大きなメリットです。
現在は他の製品に比べて1000円程度、高い価格設定になっていますが、それが気にならなければ1番おすすめの製品となります。


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