【投資】ブレインパッドの企業レポート

どーもパブロ(@culionlifehack1)です。


私の注目している銘柄のひとつである、ブレインパッドについて個人的な見解をレポートしていきます。

ここ2年ぐらいチェックしており、1500円台で保有していたのですが、気づけば株価が3200円と2倍以上に。

残念ながらここが私のセンスのないところで、保有枚数も少なくビビって3200円で売ったら、その後もしっかりこなして、最近では4000円も固めている状況。

残念極まりないですが、これも実力ということで。。。

ブレインパッド(3655)の企業概要

リンク:ブレインパッド公式 HP

ブレインパッドは2004年創設のITベンダーです。業界内でもクオリティの高いデータサイエンティストを抱えて、マーケティングオートメーションや、RPAに強みを持っている企業です。ざっくりいうとデータ活用で経営改善をサポートする会社ですね。

なぜブレインパッドに注目しているのか?

近年、話題にっている人工知能量子コンピュータとの関連も高く、その時々のトピックスで、大きく値を変動させるブレインパッドですが、本質としては、非常に時代にマッチしたビジネスをしており、社会が急ぐ、デジタルトランスフォーメーションを実現すべく、複数のソーリューションツールを持っていると判断しています。

特にマーケティングオートメーションや、RPAについては、生産性の向上や省人化など、正にこれからの時代に期待のかかる分野で、大きな潜在市場が存在します。

また、一度これらのツールが採用されると、基本的には継続的に収益につながるストック型のビジネスなので、ある程度、業績が安定してくることも、投資判断をしやすい要因の一つです。

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RPAとは

デジタルレイバー(デジタルの労働者)という意味で、これまで、ホワイトカラーの何時間もかけてきた作業を自動で一瞬でやっちゃうよってやつです。

特に、定型業務と言われるルーチンワークがRPAの対象とされており、もともと、このような作業が多かった行政や事務職、金融業には近年RPAが怒涛の勢いで進出していますね。

広義の意味で、フィンテックと言われるものの一つに含まれる技術です。

三菱UFJ銀行
みずほ銀行
三井住友銀行

のメガバンクを中心に今後数年で数千人から数万人の単位で人員削減を予定しています。

もとろん全てがRPAという訳ではありませんが、基本的にはRPAをはじめとするオートメーション技術が中核になっています。
(これらの事例にはブレインパッドは直接関係ないです。)

参考サイト
リンク:経費に占める人件費と物件費の割合

懸念点は?

RPA自体の市場は成長期待が大きく、今後も増加し続けることが予想されます。

それに伴って、ソフトバンクや海外大手など、ビックプレイヤーがここ一年ぐらいで、どんどん参入を表明しています。

実績としては十分に評価できるものがありますが、成長期に企業をスケールさせるには、人件費や広告費を掛けた、スケールメリットが効いてくるので、企業規模や営業力でこれらの競合が驚異となることは間違いありません。

ブレインパッドとしては、ソリューション型の提案力など、保有するデータサイエンティストの質に今後の成長が大きくかかっているといっても過言ではないでしょう。

実際に会社の決算説明会資料を覗くと、データサイエンティストの確保に苦しんでおることがよく分かります。

株主としては、やっと業績に勢いがついてきたところを、人件費等に利益を持っていかれるのは頭がいたいですが、中期的な展望としては確実に1番重要な経営課題と言えるでしょう。

さらに、IT業界は変化が非常に激しい領域です。専門外なので、適切な例ではないかもしれませんが、これまでブレインパッドが提供してきた価値を、AmazonWebServiceやGoogleなんかが、

もっと簡単に社内で活用出来るツールを開発しました!オープンソースなので、無料でどうぞ!

みたいことをやってくる可能性もゼロではないわけです。

※実際は、課題抽出や実運用の面でも複雑多岐に渡るプロセスがあるため、現在のデータサイエンティスト不足が叫ばれているのでああって、そう簡単に、誰でも使えるツールが誕生するとは思えませんが、、、

とにかく、この辺は、誰にも予測不可能なので、あくまで可能性としての、記述に留めておきます。

今後の動向は

経常利益、純利益は企業のスケールによって掛かる経費によって波はあると思いますが、売上高、営業利益については、今後も成長が期待できると考えています。

株価に関しては正直、私の予想以上に株価が暴騰しています。

企業の成長期待はもちろんですが、AIやRPAホールディングス(6572)の上場、量子コンピュータなど、色んな思惑で、高騰と下落を繰り返してきたので、個人的には短期的にはすでに買われ過ぎかな?という感は拭えません。

しかし、中、長期的な目線で見れば、5倍〜10倍の業績になることも十分考えられます。

どの時間軸に投資のゴールを設定するかで大きくブレインパッドの評価は変わると思いますが、サービスとしてはおもしろいものを提供している企業だと思います。

売却後の現在はブレインパッドの株は未保有ですが、チャンスがあれば私もまた参戦予定です。

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