どーもパブロ(@culionlifehack1)です。
夏のサンダルから、冬のスニーカーまで流行り廃れなく、人気のある『birkenstock(ビルケンシュトック)』。サンダルからスニーカーまで、結構良い値段がしまよね。その中でも、レザー素材のものは特にビルケンの中でも高額なラインナップです。
素材や機能性は良くリペアを繰り返して長く使われる方も多いですね!
そこで気になるのが実際は何年ぐらい使えるのか?です。
今回は3年間かなり乱暴に履きつぶしてきた、私のビルケンシュトックの『ダンディ』と新しく買い直した新品(色違い)を比較。耐久性や経年変化などをみていきたいと思います。
因みに、ビルケンシュトックの店員さんに聞いた『長持ちさせるメンテナンス方法』については以下の記事まとめています。
スエード素材といえば独特の魅力で秋から冬場に重宝されるアイテム! 私も2代に渡って『ビルケンシュトック』のスウ …
目次
ビルケンシュトックの選び方
サイジングやレーザの種類によって、型崩れや見た目も大きく異なると思われるので経年変化をみる前に、レーザ素材や、サイジングに関する部分を確認しておきます。
レザーの種類
ビルケンシュトックのレザーには複数の種類があります。
レザー以外にも、フェルト生地など様々なタイプがありますが、ここではエイジングを意識して、主なレザー素材のみをピックアップしています。
天然皮革
余分な加工を施していない表面シンプルそのもの。
一般的なレザーと言われた時にイメージする種類です。
天然素材ならではの味わいが存分に活かされ、経年変化を含めて素材本来の魅力を楽しめる素材です。
スムースレザー
スムースレザーにはコーティングやエナメル、オイルドレザーなど多数の種類があります。
スムースレザーの表面は、天然素材に似ていますがより滑らかな仕様になっています。
特徴として非常に耐久性が高く、ダメージに強いことが挙げられます。
スウェード
レザーの裏面を起毛させた革の総称です。
ビルケンシュトックの中でも私の好きな素材の一つです。
ビルケンの特徴的な外観にマッチし、印象的な雰囲気を醸し出します。
スウェードはラフで毛足が長く、表面には孔が開いているので、通気性にも優れています。
見た目は『ザラザラ』と粗いですが、手触りは『サラサラ』しており、遠目でも素材感が引き立っています。
ヌバックレザー
スワードと同じく起毛レザーに該当するものです。
スウェードよりも目の細かい起毛に仕上げされています。
ヌバックは微細な起毛ゆえに湿気や色移りに敏感です。
スワードやヌバックなど起毛タイプはその他のレザーに比べてメンテナンスが重要になります。
神経質になる必要はありませんが、雨や湿気の対策として防水スプレーなどを定期的的に行うと良いです。
インソールのサイズ
ビルケンシュトックには同じサイズの靴にもインソールは2種類あります。HPにも自分がどちらのモデルが向いているのか判断するための情報が掲載されています。
同じサイズであれば極端に履き心地が変わったり、靴が入らないということはないと思いますが折角のビルケンシュトックですからどうせなら自分にぴったりなものを選びたいですね。
サイジングも含めて初回は店舗でスタッフの方にフィッティングしてもらうのがオススメ
レギュラー
インソールの足のマークの部分に注目すると『指の部分』にだけ色が付いています。
こちらが『標準的な足幅』のマークです。
ナロー
インソールの『足のマーク全体』に色が付いています。
こちらがナローと呼ばれる足幅が狭いタイプのモデルです。
似ているのでどっちがどっちか分からなくなってしまうので注意です。
3年間の経年変化(エイジング)を比較
それでは経年変化をみていきます。
恥ずかしながらかなり乱暴に使っていたので、日頃のメンテナンスなどをすればもっと綺麗な状態を維持できると思いますが、『ノーメンテでもこのぐらい使えるよ』というくらいの参考基準にしてみてください。
【モデル】
ダンディのモカ(スウェード)
【使用期間】
3年間
【使用歴】
秋〜春までの4〜5ヶ月を1シーズンとして3シーズン使用。
使用頻度は休日が中心に週に2、3回。
雨の日も雪の日もありましたがほぼノーメンテナンス。
新品との比較
どちらが新品かは一目瞭然ですね。レザー自体はかなりケバケバしてしています。手入れをすればもう少し綺麗にはなるとも思いますが、スウェード生地である限り、時間とともにケバケバになるのは避けられないと思います。
写真の通り後ろから見ると、かなり型崩れしています。
理由は明確。コンビニなど、近場への外出時に踵を踏んで出かけることがしばしばありました。
これは非常によくない。
しっかりと毎回、履いていれば3年履いても絶対にこんなことにはならないので、安心してください。
ビルケンオリジナルのソールです。
雨の日や雪の日など、悪天候の中でもしっかりグリップが効きます。3年たっても問題ない、耐久性。特にこれだけ履きつぶしても全体的にしっかりと溝が残っていることに驚きました。
ただ踵の部分がもうほぼ磨り減ったので、交換対応が必要です。
アリゾナ(参考)の経年変化
使用期間は上記のダンディより短いですが、真冬以外は近場の外出にも使っていたため、使用頻度は圧倒的にこちらの方が高いと思います。
また素足で履くことと、ビーチや梅雨時期など使用環境も良くなかったので、かなりボロボロですね。一方でレザー部分は汚れていますが、ひび割れや傷なども少なく耐久性は十分と言えそうです。
ノーメンテのなので、こちらも綺麗に扱えばもう少しは良い状態を維持できると思います。
ビルケンの(リペア)修理、買い替え
いかがでしょうか?この様な状態になってくると、リペアもしくは買い替えが選択肢になると思います。
判断はあなた次第ですが、私の場合は、サンダルの場合は買い替えが良いのかなと思います。
リペアもかなり大掛かりな修復が可能ですが、その分費用もかかります。
特にサンダルであれば、もともとの値段がそこまで高くない上に、使い込むとどうしても、『エイジング』というよりも『劣化』に近い見栄えになってしまうと感じています。最近ではEVA仕様の防水、軽量で安価なモデルも存在するので、夏場であればそちらも魅力的です。
一方で、スニーカーについては、日々丁寧に扱っていれば、しっかりと『エイジング』を楽しむことができます。新品の良さもありますが、使い込まれたレザーの美しさもあるので、リペアと買い替えも一長一短。
私の感想としても、もともと履き心地は非常に良く、疲れにくいですが、履き慣れてくるとさらに自分の足に馴染んでくることが実感できます。
そなってくると愛着も湧いてくるので、なかなか捨てるという判断もしにくいのが現状。
またノーメンテナンスで良くここまで持ったな。というのが正直な感想です。
他のブランドのスウェードのスニーカーは1シーズンで破れてしまいました。
お店のスタッフさん曰く、『長い方だと10年以上履く人もいる』のがビルケンシュトックです。
お気に入りの一足を見つけて、大切に育てて見るのはいかがでしょうか?
またビルケンシュトックの特徴や人気モデルについては以下の記事にまとめていますので、ご覧ください。
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