どーもパブロです。

今回はストリートダンスで生きていきたい!ダンサーになりたい!という人のためにストリートダンス市場の現状やダンサーとしてお金を得るために知っておきたいポイントについてお伝えしようと思います。
つまりは「ダンサーて儲かるの?」「生活していけるの?」ってとことですね。

すでにダンサーとして活動している人がもっと稼ぐためにどうするか?という観点ではなく、
現在進行形でレッスンに通いながら、憧れのダンサーに近づき、いつかはダンサーとして成り上がってやるぞ!!っていう人向けの内容です。

ちなみに「そもそもお前はダンサーなのか?何者だ?」という皆様の疑問に答えると、ダンサーではありません。しっかりサラリーマンやってます。

しかしながら大学の時には本気でダンスもやってましたし、一応インストラクターもやってました。
さらには副業としてダンス関係のことは今でも続けていますので、その辺の経験も含めて、私の知識が皆様の参考になればと思います。

この記事のポイントをまとめると、、、

     

  • ダンサーとして収入を得て、生活していくことは可能
  •  

  • 同じダンサーでもこれからは益々、(収入の)二極化が進む
  •  

  • ダンサーではなく、ダンス業界に視野を広げれば可能性は高まる

ダンス業界(市場)は広がっている

さてまずは、皆さんが活躍したいと思っているダンス市場について見ておきましょう。
現在、国内のストリートダンス人口は600万人と言われており、学生や主婦など年齢層も広がっています。

この辺は実感があるかもしれませんが、本当にダンスが一般的な趣味や習い事として認知されてきましたよね。「子供にはダンスを習わせたいの」なんて奥様方の声もよく聞きますし、「中高生でダンス歴10年です。」なんて人がいても驚かなくなりました。

これはダンス必修科の流れや、近年のダンスボーカルユニット、または菅原小春さんなど、ダンサーとしてのアイデンティティーを持った個人、集団が人気を博したのが大きな理由だと思います。

厳密に言えばもっと前から、ダンスボーカルユニットや有名なダンサーは居ましたが、結局タレントやアーティスト(あくまでメインはボーカル)としての側面が強く、あくまで引き立て役。「ダンサーになりたい!」という動機にまでには繋が繋がりませんでした。

元々、アンダーグラウンドなカルチャーとして発展してきたストリートダンスとその真逆にあったタレントやアイドル。お互い歩みよってきたのが、今のダンスシーンなんだと思います。

話は少しずれましたが、もちろん市場が伸びれば、そこで動くお金も大きくなります。
これはダンス市場をどこまでと捉えるか?(DJなどの音響機器、派遣などで間接的にダンサーを扱う業種など)で全く話は異なりますし、おそらくダンサーという職業自体が雇用関係を結ばずフリーランス的な働き方をしているケースが多いので正確なデータは存在しないと思います。ただスクール業や音響関連を取りまとめた調査では2013年の段階で1000億円という目安もある様で、現在は市場もさらに大きくなっているはずです。


そういう意味ではダンサーとしての働き口が増えているのは確実です。後ほど触れますが、この様な観点からダンサーという生き方を選ぶことはそれほど難しいことではありません。(なんとか生きていけるという範囲で)

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これからのダンサーは二極化が進む

次にもっと目線を落として個人のダンサーとしての収入について考えて見ましょう。一口にダンサーの収入と言っても、ショーケースや、バックダンサー、コレオグラフ(振り付け)など様々なものがあります。

ただ、この記事を読まれている方が、これからダンサーとしてやっていきたいと層だと仮定すると、上記の仕事を定期的に得られる環境ではない可能性が高いので、今回は一番最初にイメージするであろうインストラクターを取り上げたいと思います。

例えば、ただの大学生であった私も当時、知り合いのツテでインストラクターをやっており、たった5〜6名の生徒さんでしたが、「○○先生」と慕ってくれていました。

お金に関しては週一コマで生徒さん1人につき500円程度。

つまり500円×5名=2,500円
2,500×4回/月=1万円

まあ、当時は学生で他のバイトもしてたので、お金よりも自分がダンスを教えられる環境を貰えたことにとても感謝していました。
が、本気でダンサーになりたいのであれば、もっとコマ数も増やせるでしょうし、大きなスタジであればスタジオオ側と、ダンサーの取り分は折半、つまり大体のレッスンが2,000円前後だと思うので、1人1,000円、10人生徒がいれば1コマで10,000円稼ぐことも現実的です。

ただ有名スタジオは、講師陣も大物が多いですし、生徒のレベルも高いですから、まずは自身のダンススキルと知名度がそのレベルに達していることが大前提です。一方で、スタジオ規模に拘らなければ、キッズや主婦のエントリー層を中心にやっているスタジオもかなり増えており、私がやっていたスタジオの様に単価が下がることが多いですが、それでもたくさん生徒さんを抱えて十分やっているインストラクターさんもいます。そこは自分のレベルや、目標に応じて、見極める力が必要になってくるでしょう。

ここで加えて言いたかったのが、「生徒層の変化」です。いつまでも地域密着型のエクササイズ感覚の主婦層やリズミック的なキッズダンサーを生徒にしていて、ダンサーとしての満足感が得れれるか?ということです。もちろん悪いことではないですが、ダンサーはあくまでインストラクターが本業ではないということ。ステップアップの途中の段階としてはありですが、これが最終目標ではダンサーとしても収益としても厳しいです。

逆に有名スタジオでやり抜くにはかなりのスキルが必要でしょう。最近のキッズダンサーは本当にプロと遜色ない子達も多いですからね。この章のテーマでも挙げた様に、ダンサーは二極化が進みます。

無名なそこそこのダンサーは、自分より低いレベルの限られた仕事を低単価で受ける悪循環
有名で求心力のあるダンサーは、より収入が増え、仕事の幅が広がる

さて、あなたはどちらのダンサーになりたいでしょうか?

ダンサーとしての視野を広げる

ここまで読んでみて、「おっ。行けそうだな」という人もいれば「いやいや俺(私)は、ダンサーで成り上がるんだ!スケールが小さすぎるよ」という人もいると思います。

私も後者の意見に大賛成です。ダンサーは素敵な職業だし、是非、「自分はダンサーだ」と胸をはり、周囲から憧れられる社会が来ること祈っています。
「おっ。いけそうだな」と思った人はもっと大きな夢を持ってください。確かにダンスシーンは拡大して、ダンスがある程度うまくなれば何とか生きていける環境には近づきました。しかし、「何とか」なんです!!

多くのダンサーが必死に稼いだお金は、社会人からしたら大した額ではありません。ましてやダンサーは企業年金もボーナスもありません。怪我をすれば収入もなくなります。

60歳手前のダンサーがライブやテレビのバックダンサとして、活躍しているのを見たことがありますか?

(もし、60やけどバリバリやってるわー!!って人がいたらすみません。)

しかしながらとにかくダンサーが不安定で一部の超大御所以外は年齢と共に需要が減ることは間違いのない事実です。

この様な、不安から抜け出し、上述した、勝ち組の中に入るにはダンススキル以外にもに見つけるべきことがあります。

セルフプロデュース力です。

ダンスって不思議なもので、うまい奴が必ず勝つ世界ではありません。スキルはあるけど、カッコよくない。逆に下手くそなのに有名なダンサー達とコネクションが強くて、いろんなところで声かけられる人もいます。私の知り合いにもこの両方のパターンがいました。

ここで言いたいのは、有名ダンサーにゴマをすれ!!ということではなく。ファッション、音楽、人脈、デザインなどなど、ダンスプラスαの武器を身につけろってことです。これは間違いなく求心力に繋がります。そして求心力はビジネスの種となって、お金を生み出します。

ダンサーでアパレル立ち上げた人、スタジオ立ち上げた人、音源作成、映像作成している人、ダンサーからダンス業界に目を向ければ、もっと多くの可能性が広がります。しかもそれぞれの仕事がダンスに結びついているため、満足感も高いはずです。今すぐ具体的な武器を持つ必要はありませんが、ダンサーとして尖ったセンスを持ち続けるためにも、日頃からいろんなところにアンテナを張っておくことは重要です。

具体的なアイディアやダンス業界でビジネスをしている個人や組織についてもどこかで紹介したいと思いますが、今回は脱線してしまうので。この辺で。

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おわりに

ダンスは元々カルチャーで、マネタイズ(収益化)することが間違っているんだ!!カッコよく、楽しく生きれればいいんだ。という意見もあるでしょう。
アングラやサブカル系のジャンルは、必ずこういう意見が出てきます。真っ向から否定はしませんが、もうそんな時代は終わったよと言いたい。

そういう人たちが、カッコいい言い訳をして、仕事としてのダンスと向き合わず、何となくやってきた間に、努力をして、スキルを磨いて、周囲から認められたダンサーは皆んな、多くのファンや生徒がいて、ショーケースやレッスンだけじゃなく、スタジオ経営やメディアへの露出、舞台を作ったりと、ダンスシーンを拡大して引っ張ってきたわけです。結果、そこにはお金がついてきているわけです。

もし、あなたの周りで理想論だけの夢物語で、「金じゃない、ゆるく、楽しく」とか「最近のダンスはミーハーなファンみたいな奴ばっかでつまらん。そんなダンサーになるな」と言って、あなたの大きな挑戦を邪魔する人がいたら、全力で無視してあげてください。笑

現にダンスシーンはそうやって拡大してきて、その恩恵として、これからのダンサーが昔よりもダンスで生活しやすい環境が出来てきたわけです。

長々と書きましたが、僕自身もダンス自体はお金儲けに本質があると思っている訳ではなく、ブラックカルチャーやHIPHOPカルチャー自体に素晴らしいものがあると思っています。だからこそこの世界で評価されている人って、ダンススキルだけではなく、ファッションや、センス、オーラ、人間性を含めたセルフプロデュースのうまい人なんですよね。

特にダンススキルはこれだけキッズダンサーが増えて、うまいダンサーも量産されているので、そこだけでは差がつきにくいです。

是非、これを読んでくださったみなさんが、人間としてダンサーとして周囲から注目される様になって成功されることを祈っています。