どーもパブロ(@culionlifehack1)です。
ランサーズや、クラウドワークスに代表されるクラウドーソーシングが、主婦やサラリーマンのお小遣い稼ぎとして、普及しています。
クラウドソーシングとは、様々な仕事を依頼したい人が、業務内容と報酬を提示し、それに対応できるユーザーが業務を引き受けるシステムのことです。
そしてその一連で発生する仕事の依頼、受託から金銭のやり取りまでをワンストップで仲介してくれるプラットホームとしてランサーズやクラウドワークスが有名です。サービスとしては非常に理にかなっており、働き方革命やフリーランスという言葉が社会的に認知された今、主婦やサラリーマンが、自分の持て余した能力を有効活用できる場所として脚光を浴びています。
確かに、発注側は、組織に属さず、能力を持て余した個人から安くサービスや成果物を得られる可能性が高いです。
または、デザインなどでは、発注した案件が自力ではリーチ出来なかったクリエイターの目に届くことで、より多くのアイディアや提案を受けられる可能性があり、有益なエコシステムと言えます。
一方で、働く(業務を受ける側の)環境はどうでしょうか?
今すでに、個人事業主として、仕事を受注する立場にある人にとっては、仕事の入り口として良いかもしれません。
特にWEB系や開発案件だと、単発ではなく、運用保守などを含めた継続案件も多く、単発でも単価の高い案件は多いです。
HPの立ち上げ、リニューアルで数十万など。
もともと、WEB関連や開発案件は企業に頼むと、原価がほぼゼロなのに人件費の兼ね合いで馬鹿みたいに価格が釣り上がりますので、個人で受けられれば旨味があるのは事実です。
しかし、今回対象としたいのは、一般の主婦やサラリーマンが、お小遣い稼ぎの感覚で、果たしてまともな収益をクラウドソーシングから得られるのか?ということです。
目次
私がランサーズで1ヶ月、仕事をしてみた結果
前提条件
①検証期間1ヶ月
②外回りのサラリーマンで、時間の都合は比較的つきやすい。
③作業時間は土日やランチ休憩の前後、仕事が終わって帰宅する前にカフェに立ち寄ったりで、1日平均2時間くらい。
④受ける業務はタスク型のライティング、アンケートに限定。(てゆーかそれしかない)
結果
およそ5,000円でした。
これを高いと見るか安いと見るかは貴方次第です。
ただ恐ろしくて時給換算するきも起こりません。
能力がある人や別のジャンルでチャレンジすれば、もっと違う結果になった可能性はありますが、逆に「こうやったらうまく行きますよ」というのがあったら教えて欲しい。
例えば、開発案件とかのプログラミング系、あとはデザイン系のコンペなんかで、実力ある人が週末とかにガツガツやれば、「10万〜20万稼げる月もあるけど、0円の月もある。平均して5万〜10万かな?」っていうレベルなら想像できる。
ただ私の様に能無しがタスク型のライティングや、アンケートに絞った時点で勝ち目がない。
仮にプロのライターがやっても単価は変わらない訳で、作業効率が上がるくらい。
同じ方法で月10を稼げました!という姿は想像がつかない。(もちろん文章力が認められて、継続的な仕事や条件交渉ができるレベルになれば大きく話は変わってくるが。。)
私のトライした期間を振り返る限り、ライティングもアフィリエイトサイトの外注記事みたいなものが多かったので、それなら自分でブログに書いた方がよっぽどマシだと思ったのですが、どうなんだろう。
ただ、どんだけ作業効率よくしても「タスク」「ライティング」「アンケート」では限界があると感じたので、その理由を以下に書いて行きます。
ランサーズの限界を感じたこと。
自分のできる案件を探すのに時間がかかる。
まず、チャレンジする仕事を選定するのに時間がかかる。1〜2時間の空き時間でやってみようかなと思っても、取り組み出すまでに10分〜15分は平気でかかる。タイトルみて、いいなと思っても、条件のところ見てみると細かすぎるやつが多いんですよね。
単価が安すぎる
一番の原因がこれ。
ライティングは単価が安すぎる。文字単価0.1円を切っている様なものも多く、さすがに手が出ない。
逆に、たまにかなり単価の良い案件も出てるんですが、大概、速攻で誰かが先にやってるので、できた試しがない。
もともと、本気の良質な文章を求める人は、別のチャネルで仕事を発注しているだろうし、仮に自分がランサーズにクオリティを求めるなら、認定ランサーの様に、評価の高い人のみに限定して公開するだろうから、やっぱり、主婦、サラリーマンの小遣い稼ぎ程度の人ができる仕事は、旨味のないものしか残っていないというのが正直な意見です。
毎日見てると、できる案件がなくなる。
上記の様に、色々条件を吟味しながら、自分のできる案件を探していると、ほぼ、ネタぎれ状態になると思います。
1週間もすると、できない案件、もしくはやった案件ばっかりになりますので、新規の案件を待つことになります。
なので、どれだけ作業効率や受ける案件の条件を緩めても、「タスク」「ライティング」では頭打ちがきます。
ランサーズ実践まとめ
正直、副業という観点から見たら、クラウドソーシングはちょっと労力に対して見返りが厳しすぎるとしか言えない。
デザインの方は全く知識がないので、何も言えないが、プログラミングの案件なんかを見ていても、そもそもクラウドソーシングに依頼を出している、依頼主って前提知識がなさすぎて、かなり無茶な依頼が多い。
「こんなサービスを立ち上げたいので、作ってください。詳細は全てお任せします!」みたいな。。。
素人目ににてもこれは手を出したら、アカン!!ってレベルが多すぎです。
デザインとか、プログラミング系で、やっていること自体が楽しい。時間を取られても苦じゃない。という人はチャレンジして見ても良いかもしれないが、
仕事や、収益を目的に、本気でやり出すと、どのジャンルにせよ費用対効果は非常に悪い気がします。
んーランサーズの決算報告書とか発表資料には結構稼いでいる人もいると書いてあるけど、実際にクラウドソーシングメインで稼いでいる人でどんな人なんだろう。他の人の体験談とか聞いていても、入りはランサーズから入って、結局は直接、仕事を受けるられる様になっている気がする。
しかも漏れないくそういう人たちは専業ですからね。
周りに、副業でうまくクラウドソーシングを使いこなしている方がいる!とかこの記事への反応があれば是非、お気軽に以下のコメント欄から連絡ください。