【Tech Academy】評判のプログラミングスクールを受講〜事前に知っておきたいポイントまとめ〜

どーもパブロ(@culionlifehack1)です。

前回、初心者向けのプログラミング学習としてProgateを紹介しました。
プログラミング初心者に絶対にProgateを勧める理由 〜未経験者の僕の勉強方法、経験談〜

今回は第2弾として、こちらも評価の高いTech Academyについて紹介したいと思います。

すべての学習コースを把握しているわけではないので、今回は私が実際に受講したWEBアプリケーションコースを前提に話を進めたいと思います。

テックアカデミー自体の紹介や、他社サービスとの比較は他にもたくさんの紹介記事がありますので、そちらを参照ください。

今回は受講したいけど、本当にスキルが身につくのか不安。他の受講生はどんな感じのレベルなんだろう?と、最後の一歩が踏み出せずに悩んでいる人に、経験者としてサービスを通じて感じたことを書いていきます。

実際に私の場合はテックアカデミーを知ってから、ほぼ何も調べず秒速でポチったので、高額の授業料を払いながらも、結構不安がありました。

今回の記事をまとめると。。。

  1. 受講対象は、明確に作りたいものがある人がオススメ。
  2. テキストはレベル高め、Slack(チャット)、メンタリング(面談システム)でバシバシ質問すべし。
  3. 実用的な基本スキルは身につくが、、、

WEBアプリケーションコースの対象

私が受講したWEBアプリケーションのコースですが、基本的に、

  1. インターネットの基礎知識
  2. 受講および、サポートを受けるための準備
  3. フロントエンド(HTML、CSS)
  4. ruby
  5. SQL、github、cloud9
  6. Ruby on Rails

という流れで、アプリケーションを作りながら課題提出という流れで進みます。

テックアカデミーでは実際に開発環境を整えて、その上で動くアプリケーションを作るので、いくらプロゲートが優れているといっても、やはり仮装のシステムと、実践のシステムを扱うのには埋められない学習効率の差があります。

これは受講終了後にすぐにでもオリジナルサービスを開発出来るという意味で、高い授業料を払って受講するメリットの1つだと思います。
※もちろん自分でやれば無料で環境構築できますが、それが不安な人が纏めて教えて貰おうというのが、今回の趣旨ですからね。

また最終的にはオリジナルアプリケーションを作成することがカリキュラム上のゴールになります。

私のメンターさんから言われたのは、「ここのビジョンがないと、どんなアプリを作りたいのか企画するだけで、終わっちゃいます。」とのことです。

最悪、アイディアが湧かない人は、他のWEBサービスを真似するということで終わってしまうようです。

これは折角お金を払って学ぶのに勿体無いですよね。

つまり、何故、高い金額を払ってテックアカデミーを選ぶか?という理由がここにあるのです。

例えば、プログラミングってどんなもんか知りたい。PGやSEではないがIT企業に就職したので、基本は知っておきたい。ってことなら間違いなくもっと適した教材があります。

オリジナルアプリなんて作れる必要ないですからね。
さらに言うなら、テックアカデミーのカリキュラムも、基本的にはプロゲートのカリキュラムとほぼ同じ範囲です。

ハードルは高いかもしれませんが、プロゲートの内容が完璧に理解できてれば、理屈上は簡単なオリジナルアプリを作れるはずです。

だからこそ、テックアカデミーでWEBアプリケーションを学ぶのならどれだけ、具体的に創りたいアプリケーションのイメージを描いた上で、受講出来るかが重要です。

効率よく受講するためのコツ

私の場合は全くの未経験からProgateの
HTML CSS Ruby Ruby on Rails SQLなど有料会員としてWEBアプリケーションの作成に必要なレッスンは一通り、終えた上で受講しました。

しかし、やってることは同じなんですが、テックアカデミーの実務環境でやってみると、ビビるぐらい出来なかったです。

特に私の場合はオリジナルアプリケーションを創りたいと言う思いと、プロゲートである程度の学んだ。という慢心から、テキストで分かりづらい部分も、兎に角、システムが動いてれば良いや。と質問せずに進めていました。

これが理由であとから手痛いしっぺ返しに会いました。

オリジナルアプリケーション作成になった時にもう、何が何かわからない状態になるんですよね。
エラーメッセージの嵐です。
これは辛かった。

オリジナルアプリケーションには、手順書や見本がありません。理解したつもりでも、形式が変わると、全く分からなくなる場面も多いです。

これから受講される方には、是非、Slackやメンターで遠慮せずに聞きまくれ!というアドバイスを送ります。

正直、それでも理解しがたい部分も出てくると思います。

オブジェクト指向って何なんだ?とか

この辺は、私もメンターさんから
「今は何となくで大丈夫です。飛ばしましょう!多分、全体像を把握してからじゃないと理解できないです。」

など、アドバイスをもらってました。

この一言があるかどうかだけで、こちらの、不安もだいぶなくなると思うので、やはり、細かいところもキッチリ質問する癖はつけた方が良いです。

あえて、デメリット伝えると。。。

まず、学習期間です。
4、8、12周など学習期間を選べると思います。また公式HPにも目安の学習時間が記載されています。

しかし、初心者(その中でも、予備知識なくプログラミング自体をテックアカデミーで0から始める真の初心者)は相当気をつけてください。

何も引っかからず、順調に進んで、このペースです。入門者はほぼ確実に躓くと思います。(もちろん個人差はあると思いますが)

しかも、予定通り進捗したとしても、オリジナルアプリケーションに割ける時間は殆どありません。

ですから、お金はかかりますが、オリジナルアプリが目的の方は、
①出来る限り、余裕を持った受講期間に申し込む。
②兎に角、テキストを前倒しで進めまくる。

③オリジナルアプリの企画(ワイヤーフレームやサイトマップなど)を同時並行で進めることをお勧めします。

これならばある程度のオリジナルアプリの時間を捻出できると思います。

特に、ログイン機能や、フォロー機能以外(テキストにはない機能)を実装したい人はそうした方が良いと思います。

次にメンターとの相性です。
ここは人間同士なので、どちらが悪いことはないと思いますが、やはり合う合わないはあると思います。
特に、出来るだけ丁寧に教えてほしい人は要注意です。

メンターさんは明確な意図を持って、ヒントは出すが、答えは教えてくれません。
メンターさんがいるから何でもかんでも、教えて貰えるという認識でいると、「全然おしえてくれへんやんけー!」と軽くイラっとします。それを通り越すと、何度聞いてもわからない、自己嫌悪に陥ります。笑

特に自分の想定している学習ペースが乱れてくると、こういう状態に陥りやすいです。

最後に他の受講生との繋がりです。
これは私の受講した同期メンバーに限っての話かもしれませんが、ほぼ交流はありませんでした。

一応Slackでは、同期の受講生がグループで繋がっているので、私も受講を開始した時は、この中で、受講終了後も相談し合える仲間が出来たり、共同開発出来る人が見つかったりして。。。

と都合の良い妄想をしていたのですが、
見事にそんなことはありませんでした。

受講期間終了の際に、見たこともない受講生から「せっかくなので、自分の作ったアプリケーション発表しときます。」とURLが送付されてきて、見たこともない人がイイねってしてる程度です。

私の受講したターム以外ではもっと活発な場合もあるのでしょうが。。どちらかというと、閑散としている方がスタンダードなのかな?という印象でした。

「お前が初めからぶっ込んで、盛りあげろや。」と言われればその通りですが、ひっそりこんな所でブログを書いてるやつにそんな勇気は無かったということですね。笑



受講を終了して

まぁぶっちゃけ、良くも悪くも、ある程度のスキルは付きます。
そりゃあ長くても3ヶ月の学習ですから、
これでプログラミングが完璧なるなら、エンジニアなんて一瞬で量産されて、需要もクソもないないです。

あくまで、プログラマーとしてスタート地点に立てたというだけで、ここだけのスキルで転職しても、役に立たないだろうし、
自前サービスで起業してやろうっていうのにもまだ不安はあるかなと思います。

人手不足の売り手市場も相まって、未経験者でも採用している現状ですから、企業としても「ゼロから育てなくていいし、鍛えたら何とかなるかな?」程度の期待度でしょう。

いずれにせよ、今後も何かしらプログラミングを継続するのであれば、学習を続けてスキルを磨いていくしかありません。

同じ期間、同じ受講料を払って学ぶわけですから、目的を持って、遠慮せずにやりまくる!これが大事だと思います。



公式サイトはこちら