29歳ド素人がTechAcademyを受講してWEBサービスを作るまで【評判・感想】

どーもパブロ(@culionlifehack1)です。


ここではタイトルの通り、当時プログラミングど素人だったアラサーの私が『TechAcademy [テックアカデミー]』の『WEBアプリケーションコース』受講して何を感じて、一体何ができるようになってのか?

その評判や感想について私自身のリアルな経験を通じて紹介をしていきます。
この記事では読者の方の以下の疑問に答えられればと思っています。

  • 素人でもプログラミングなんてできるの?
  • テックアカデミーを受講したら何ができるの?
  • 他のプログラミングスクールと比べてどうなの?
  • 実際、受講してみた感想や評判は?

ここで注意しておいていただきたいことは、私が受講していたのは『WEBアプリケーションコース』です。
まだプログラミングをやったことのない方にはピンとこないかもしれません。
Ruby
Ruby on Rails
というプログラミング言語と仕組みを使って、WEBサービスを立ち上げるコースです。

さらに、このテックアカデミーを受講する前にもプログラミングの基礎として『Progate(プロゲート)』というサービスを使って自己学習をしていました。

  • 『HTML』
  • 『CSS』
  • 『Ruby』
  • 『Ruby on Rails』
  • 『SQL』

とりあえず上に記載した言語は有料版の最後までやり抜いて『WEBプログラミングコース』を受講しました。
(当時のレベルが200手前ぐらいだった記憶)

パブロ(汗)パブロ(汗)

後ほど語りましすが、先にProgateやっててマジで良かったです

因みにProgateに関する記事はこちらにまとめています。

私がプログラミング学習を始めた目的

当時の私には明確な目的がありました。
それは『WEBサービスを立ち上げたい』ということです。

この記事のテーマと外れてしますのでサービスの詳細については割愛しますが要はあるジャンルで仕事のマッチングや、交流ができるサイトを作りたかったのです。

最近でいうところの『ランサーズ』に似たようなサービスをある特定のジャンルでやりたいという思いがありました。

当時の私は先ほど紹介した通り、Progateでなんとなくプログラミングの概念自体は理解しているつもりになっていました。
しかし実用レベルのサービスを開始するにはいうまでもなく、Progateでは不十分です。

実際にHTMLやCSSを使ってデモサイトの様なものは作りました。
しかしサーバーサイドの処理をが全く理解できず断念したのです

パブロパブロ

簡単にいえば『見た目だけ』はサイトだけど、なんの『機能』も持っていないハリボテサイトが出来たということです。

決してProgateが役に立たない訳ではありません。
むしろど素人の30手前の人間が、働きながらたった数ヶ月で見た目だけでも立派なサイトをゼロから作れたのだから我ながら大したものだと思います。

しかし問題はそれ以上にプログラミングは難しく、複雑だということです。

パブロパブロ

そこで選んだのが『テックアカデミー』でした。

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私がテックアカデミーを選んだ理由

  • カリキュラムの最終目的が『オリジナルサービスの作成』であること
  • 完全オンラインで学習ができること
  • メンターさんがのレベルが高くて優秀だったこと

上に私が数あるプログラミングスクールの中からテックアカデミーを選んだ理由をリストアップしました。
まず先ほど述べた通り、私の最大の目的は『WEBサービスの立ち上げ』でした。
その意味で、テックアカデミーの最終課題である『オリジナルアプリケーションの作成』というテーマは私の目標にマッチしていました。

テックアカデミーの提出課題について

テックアカデミーの『WEBアプリケーションコース』ではインターネットの仕組みや、Rubyを中心とするプログラミング言語、開発環境の基本の操作方法や文法を学習した上で、実際に様々なアプリケーションを自分で開発することでプログラミングを学習していきます。

具体的なカリキュラム
  1. メッセージボードアプリの作成
  2. Twitterクローンの作成
  3. モノリスト(お気に入りリスト)の作成
  4. オリジナルサービスの作成

これらの課題を一つずつ理解しながら進めることで、新しい技術と基本を繰り返し反復練習し確実に実力がつく様に設計されています。


完全オンラインでの学習システムについて

テックアカデミーのメリットの一つがどこでもいつでも学習ができる『完全オンライン』の学習システムです。
こちらも働きながらプログラミングの学習をしていた私にとっては願ってもないシステムでした。
オリジナルのテキストを見ながら学習をしていくのですがこの教科書の完成度が非常に高いです。
テックアカデミー
例えばTwitterの類似サービスを作る課題では『ログイン機能』『いいね(お気に入り)機能』など一つ一つの機能ごとにわかりやすい解説と実際のコーディングのセクションが細かく設定されています。

テックアカデミー テキスト
さらに具体的なテキストの中身はこんな感じです。
許可なく掲載出来ないので、モザイクを入れています。

テックアカデミーの教材の素晴らしいところは、卒業後もいつでもテキストを閲覧できるところ。
さらに、常に進化し続けるWEBサービスの開発環境に対応して常に最新バージョンのテキストにアップデートしていることです。

これだけでも一般の参考書やネットの情報にはない大きなメリットがテックアカデミーにはあるのです。

メンターさんのレベルが高くて優秀

完全オンライン学習は非常に便利でもあるのですが、デメリットもあります。

オンライン学習のデメリット
  • 周りの受講生の顔が見えない
  • モチベーションが維持出来ない
  • 進捗管理やスケジュール管理が出来ない
  • 複雑な質問がやりにくい

この様な問題を解決してくれるのが『メンター』と呼ばれるプログラミングの先生たちです。
テックアカデミーでのメンターさんの役割は大きく分けて以下の2つです。

  1. Slack(スラック)上での質疑応答
  2. 週2回のWEB面談での進捗管理・相談

1つ目の『Slack』での質問については毎日15時以降から複数のメンターさんが待機しており、生徒からの質問に専用のチャットで回答してくれます。
スラックとは簡単にいえば『LINE』などと同じ様なメッセンジャーアプリです。
テックアカデミーでのほとんどのやりとりはこのスラックを介して行われます。

このSlack上でのやりとりですが、メンターさんが神レベルで優秀です。

パブロパブロ

私の経験ではこのチャット上のやりとりで8割〜9割の疑問は解決できます。


ニケニケ

さらにほとんどの場合、数分以内で回答が返ってきますよ!

もちろんこのメンター制度はテックアカデミー特有のものではなく、他のプログラミングスクールにも存在します。
しかしテックアカデミーには知識レベルが非常に高いメンターさんが揃っているのです。

その理由は、単純に面接や選考基準が高いからです。
他のスクールでは大学生のバイトや、スクールの卒業生を雇っていたりしています。
しかしテックアカデミーは現役のプログラマーさんたちが多いので、最新の開発トレンドや高度な機能の実装などにも対応してくれます。

さらに2つ目の『週二回のメンタリング』では毎回30分間の面談の中で課題の進捗状況やモチベーションの管理をしてくれます。
スラックでの質問と違って、WEB面談では原則、家庭教師の様に決まったメンターさんが専属の担当者としてついてくれます。
またメンタリングには『appear.in(アピアーイン)』というWEB会議システムを利用します。

私もサラリーマンをやりながら受講する中で、なかなか学習時間を割くのが難しい環境でした。
さらに開発が手詰まりになって、何時間もかけても一つも前に進まない状況になることもしばしば。

そんな時に『あ、明日面談があるから、1つでも先に進んで置かないと』と良いプレッッシャーを与えてくれるのがメンターさんです。

私の経験として、独学でのプログラミング学習がほとんどの場合、うまくいかない理由はモチベーションの維持に原因があります。
逆に、近くに優秀なサポーターがいれば独学よりも確実に10倍は成長速度が早いです。

そういう意味で、優秀なメンターさんが揃っているテックアカデミーなら自分のレベルに合わせてアドバイスをもらえるので、非常に成長の速度が早いことは間違いないです。

受講中を振り返ったリアルな声(アドバイス)

ここからは受講当時の自分を振り返って、これから受講を検討している方への私なりのアドバイスをお伝えしたいと思います。


スクールを受講するための基礎体力をつけておこう

まずテックアカデミーを受講する前に、おすすめしたいのが自分で『何かしらの勉強をしておく』ということです。
受講コースにもよりますが、特に『WEBアプリケーション』は非常に学習内容が多岐に渡ります。

控えめに言ってもかなり頭が良くて学習能力が高い人でも『全くのど素人』ではかなりハードルが高いです。
少しでも自分で予習をしておくだけでも、専門用語などに免疫ができるので圧倒的に受講の難易度が下がります。

私もそうでしたが是非、Progateなどの学習サービスなどを使って『プログラミングとは何なのか』『何がやりたいのか』ということがある程度明確な状態で入会することをおすすめします。

受講前に目標を目的をしっかり設定すること

次にどれだけ一生懸命勉強しても目的がなければ、どのレベルまで学習するべきかわかりません。

  • 趣味で開発をやってみたい
  • プログラマーに転職したい
  • フリーランスで食べていきたい

例えば上の3つでもそれぞれの目的によって達成するべきレベル感が違うのは明白です。
逆にいえばこの目的がないまま卒業しても、3ヶ月も経てばほぼ全て忘れてしまうレベルまでスキルが落ちてしまします。

プログラミングは英語などの語学と同じで日々使わなければすぐに忘れてしまいます。
ぜひ「プログラミングを身につけて自分は何がしたいのか?」という回答を持って臨んでください。

学習期間は余裕を持った設定がおすすめ

テックアカデミーでは同じ学習内容でも、受講期間によって授業料が大きく異なります。
決して安い価格ではないので、できるだけ詰め込んで短期間で学習をしたいという気持ちになってしまします。

しかし1番怖いのは焦って詰め込み学習をしても、結局何も覚えられずに終わってしまうことです。
コピペや回答を教えてもらって課題を進めたところで、まったく自分の力にはなりません。

残念ながら実際にはこの様に、ただただテキストを読み進めるだけで終わってします方がいるのが実情の様です。
これから学習を始める方にとって自分の実力を見極めて入会することは難しいと思いますが、できる限り長めの期間設定をして時間と心に余裕を持つことが初心者にとっては重要だと感じています。

テキストは難しいけど、これができないと卒業後に何もできない

メンターさんの手厚いサポートがあるとはいえ、テキストのレベルはかなり高いです。
すでにプログラミングの経験がある方は話が別ですが、私の様にど素人から学習を始める方にとっては投げ出したくなる瞬間に遭遇することがきっとあると思います。

しかし、それは当然のことです。
そこで諦めてしまえば全てが水の泡。

パブロパブロ

わからなくて当然というスタンスで粘り強く取り組むことが大切です。

私も自分のできなさにかなり落ち込んだこともあったのですが、その時にメンターさんい励まされた言葉を紹介しておきます。

『この内容がしっかり自分のものになれば、フリーランスでもスタートラインに立てるぐらいの内容です。それぐらい難しいことをやっていると思って頑張ってください』

『私だって未だに100%理解できている訳ではないです。プログラマーだってみんな普通の人間なんだから絶対やればできます。』

『プログラミングって一生わからないことだらけですよ。プロとの違いは壁にぶち当たった時に自己解決できるかどうか。』

『一定のレベルに達するまでがとても難しいですが、そこに行けばあとは調べれば大体のことはなんとかできます。最初が一番難しい。

パブロ(汗)パブロ(汗)

いやーほんとメンターさんには感謝しかない




積極的に学習する向上心が成長の鍵

受講中に大事なのが『積極的に質問をしまくる姿勢』です。
『こんな初歩的な質問したらまずいかな?』
『なんとなくできたから大丈夫かも』
上記の様な考え方は絶対にやめておきましょう。
わからないことは徹底的に解決するまでメンターさんを活用してください。

その小さな疑問は先に進んだ時に大きな壁になって、必ずどこかで登場します。
受講中の最大のメリットは何度でも、わかるまで質問ができることです。

絶対にこの姿勢はあなたの成長速度に直結します。

パブロパブロ

今やり直せるなら、もっともっと質問したかった!

プログラミングスクールに過度な期待をしない

最後にプログラミングスクールに過度の期待をしないことです。
スクールはあくまで、『初心者がプロとして活躍するためのスタートラインに立つための学習』です。

みんな実務を通じて知識や経験を積み重ねてプロになっていきます。
英会話やスポーツでも同じですが、なぜかプログラミングだけは『スクールに通ったらなんでもできる様になる』という誤解を抱きがちです。

しかしそのスタートラインに立つことすら、受講前のあなたからすれば遥か上のレベルだったはず。
それだけプログラミングは日々の進化が早く、複雑なものです。

結局、WEBサービスを立ち上げはできたのか?

ここまで偉そうにプログラミングについて語ってきました。
読者の皆様からは『結局、卒業したらWEBサービスは開発できたのか?』という質問が飛んできそうなので、ここで解答しておきます。

結論から言えば、公開するに当たってひとまず最低限の機能は実装することができました。
更に言えば、あえてここでは公開しませんが、ひっそりと運営できるレベルのサイトとして実際にネットの海に公開されています。

ただその現場を踏まえて、あえて私は自分から宣伝したり、ユーザーから料金をとることはしていません。
その理由は以下の通りです。

  • 類似のサービスが大手企業でも開始された
  • デザイン、UXを考えた時に十分なサービスではない
  • セキュリティやメンテナンスに責任を持てない

以上のことから結果としては当初予想していたよりも非常に小規模で機能の限られたWEBサイトとして公開することになりました。

しかしながらこのテックアカデミーでの経験から言えることは、ど素人でもたった数ヶ月で、曲がりなりにもWEBサイトと呼ばれ、他人に利用されるレベルのプログラミング技術が身についたこと。

さらには自分の能力を理解して、『どこに課題があるのか』『個人でやるにはリスクが高い』など様々な判断が自分でできる様になったことすら受講前には想像もできなかった成長です。

あえていうなら、私はこのテックアカデミー学習したことによって当初予想していたWEBアプリの立ち上げには至りませんでしたしたが、この記事を掲載しているサイトの運営を行って毎月、副業として利益を生み出すことができる程度にはネット界隈の知識や経験を積むことができました。

卒業した今、思うこと

ここではこれから受講を考えている方にとって、少し耳の痛い話もあったかもしれません。
しかし個人的には高い授業料を払ってもテックアカデミーでプログラミング学習をしたことは人生において非常に貴重な経験になりました。

真剣に取り組めば、素人からでもプログラマーの卵として転職をできるレベルに達することができるのは事実だと思います。
ただ、お金さえ払ってテキストを読めば誰でもできるものだという誤解だけは避けた方が良いでしょう。

先にも述べた通り、ポイントは『目的・目標』を持って『向上心を持って取り組める方』であれば人生を変えるうる大きな機会にもなると思います。

私自身、短期間でも本気で勉強してみて『プログラミングは本当にすごい技術だ!』と確信しています。
自分のアイディア一つで、世界を変えられる可能性をひめた素晴らしいツールです。

『未経験』『初心者』『年齢』
どれもプログラミングを諦める理由にはなりません。

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なども随時募集していますので、この記事を読んで挑戦してみたいと感じた方は是非プログラミングの世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか?





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