どーもパブロ(@culionlifehack1)です。
今回はパソコン選びの際に必ず覚えておきたい『基本用語』とパソコン選びの際に知っておきたい各メーカーのおすすめエントリーモデルをそれぞれ紹介したいと思います。
目次
CPUはパソコンの脳みそ!
まず必ず覚えておきたいのはCPU(シーピーユー)という用語。
処理速度(パソコンの動作のスピード)は基本的にこのCPUに依存されますよ!
イメージとしては「人間の脳みそ」です。
過去数十年のパソコンの進化はこのCPUの進化と言っても過言ではありません。
もちろんCPUはパソコンの内部にあるので、見た目は似たようなパソコンでも全然値段が違うのはこれらの内部性能の違いによるものが大きいです。
CPUの大手企業としては「インテル」と「AMD」という2社が圧倒的に強いです。
core i9:現行の最上位
Core i7:高性能。
Core i5:中間性能。
Core i3:ちょっと物足りないかも。
Pentium:用途によっては不安あり。
Celeron:避けた方が無難かも。
最近はデュアルコア・クアッドコアと言って同時に2つとか4つを搭載していることも多いです。
さらにCoreプロセッサは同じシリーズでも世代が存在します。
つまり5年前に買った「Core i7」なら最新の「Core i3」の方が高性能な可能性がありますが、基本的は気にせず『Core i ○』の部分だけで判断して良いでしょう。
第一世代:2008年 Nehalem
第二世代:2011年 Sandy Bridge
第三世代:2012年 Ivy Bridge
第四世代:2013年 Haswell
第五世代:2015年 Broadwell
第六世代:2015年 Skylake
第七世代:2017年 Kaby Lake
第八世代:2017年 Coffee Lake
第九世代:2018年 Coffee Lake Refresh-S
インテルの『Core i』シリーズに次いで有名なのが『AMD』のCPUです。
Ryzen:Core i7に該当するシリーズ。とても人気が出ました。
FX:AMD の過去のメインCPU。
A10:Core i5に該当するCPU。
A8:Core i3に該当するCPU。
A6、A4:より安価な製品
GPUはパソコンの右脳!
続いてGPU(ジーピーユー)というものがあります。
※話の流れ上、2番目に記載しましたが重要度は低いので、読み飛ばしてもOKです。
これもCPU同様パソコンの演算をするパーツですが、CPUとの違いは「画像処理」向けであるということです。
例えば東大生は基本的に計算が早いですが、きっとお絵描き対決なら私よりもヘタな人は沢山いるでしょう。
つまりパソコンも演算と画像処理では使う能力が異なるのです。
PCゲームやCG、動画の編集などをガッツリやりたい人には大事な選択肢になりますよ!
普段、YouTubeを見たりメールやインターネットを利用する程度の用途の人は特に気にする必要はありません。
GeForce GTX 1080
GeForce GTX 970
GeForce GTX 750
GeForce GT 630
最近は知らないところでどんどんGPUの活躍の機会が増えています。
HDDとSSDは長期記憶
これはピンと来る人も多いと思います。
HDD(ハードディスクドライブ)
SSD(ソリッドステートドライブ)
はストレージと呼ばれる大きな入れ物です。
写真や動画、メールなどあなたの利用したすべてのデータを記憶していく海馬、もしくは保存しておく図書館です。
HDDとSSDは何が違うのか?
HDDのメリット
SSDと比べて大容量のものがある
SSDよりも値段が安い
HDDのデメリット
衝撃に弱く、耐久年数が短い
処理速度が遅い
SSDのメリット
SSDのデメリット
最大容量がHDDよりも少ない(傾向)
同じ容量でもHDDに比べて値段が高い
最近は初めからSSDを搭載しているPCが多くなっています。
また普及とともに価格も低下しているので、基本的にあえてHDDを選ぶメリットほぼありません。
最近はクラウドサービスなどで、写真や動画などのデータを外部に保存することが増えてきました。
そういったサービスを利用する場合はあまり、大きな容量は不要になってくるかもしれません。
また万が一容量が足りなくなったら外付けのストレージを後付けで購入することも出来きますよ。
メモリは短期記憶
次にメモリと言われるものです。
「メモリ=記録」と考えるとHDDやSSDと混同してしまいます。
しかし、ここでいうメモリとは短期記憶!
つまりその作業に必要なデータを一時的に保管しておくスペースのことです。
すべてのデータを使うたびにいちいち図書館(HDDやSSD)にしまっておくと、取りに行くのが大変!
なので英語の勉強をするときは、単語帳と参考書ぐらいは机に置いておこう。
というのがメモリの役割です。
つまりその机(作業スペース)の広さを表します。
もちろん大きければ大きいほど色んなことができて良いですよね!
ここまで基本用語まとめ
ここまでの内容をなんとなーく理解できていれば、PCごとの細かい性能表を見ても、もう頭がクラクラすることはないはずです!!
- CPU 脳みそ
- GPU 右脳
- HDD/SSD 長期記憶
- メモリ 短期記憶
大事なことは、何となく概念を理解することです。
これらを自分で一つ一つ組み合わせるのは大変ですが、基本的に販売されている既製品のパソコンはある程度のユーザーニーズに沿って、予め適切なセッティングしています。
※いくら良いパソコンをかってもネット回線が遅ければ意味がないのでご注意!!
今お使いのPCでお困りでなければ、同じ様なスペック。
何か問題があるなら、それを解決できる一回り上のスペックをお店もしくはネットで探してみましょう。
PC購入時の注意点:使える端子を確認
これが結構重要です。
最近はUSB-Cという万能型のUSB端子が普及してきました。
またワイヤレス化が進み、イヤホンジャックや光学ドライブ(CDやDVDを入れるところ)が廃止される傾向があります。
USB-Cは充電から動画の転送など、一本でなんでも出来ちゃう優れもの。
すべての規格が統一されれば話は早いのですが、テレビやプロジェクターそのた端末など世の中にはまだまだ古い規格の接続端子が溢れています。
などなど、ご自身がよく使う接続端子がいくつ付いているか確認することが必要。
最悪の場合USBトランスミッターもあるのでなんとかなりますが、わざわざ別で買うのも手間ですから事前に確認しておきましょう。
自宅のネット回線は?
もうこれは周囲がありすぎるので、ご自由に選んでください。
因みに我が家はソフトバンクの光回線ですが、ストレスなく使えています!
パソコンのメーカーについて
ここではPCの主なメーカーとその代表作を紹介しておきます。
基本的にモバイルノートPC(外出先で使えるノートパソコン)を中心に紹介していきます。
Windows
まずはWindowsです。
OS自体は馴染みが深いものの、ハードとしてはモバイルPCとタブレットが一体となった高性能ハイエンド向けの2in1モデルなsurfaceシリーズが人気。
surfaceも多機能、高性能なマシンなので、初心者向けのPCと言えません。
surfaceシリーズを目的があって欲しい方以外はあえて選ぶ理由はないかもしれません。
Apple
こちらも誰もが知るMacシリーズですね。
OSや操作に癖があるので、初心者の方にはあまりおすすめじゃないです。
(といっても慣れれば大差ないですが。)
値段も高いですが、デザインやブランド、機能性までほぼ完璧です。
一回使うと他は使えない素晴らしさがある。
特に『MacBookAir』はアップルのノートPCのエントリーモデルです。
何を隠そう私もこの『Air』ファンです。
特にiphoneやiPadなど他のアップル製品との互換性ももちろん良いので、身の回りにアップル製品が多い方にはおすすめです。
ASUS(エイスース)
最近よく見る台湾のパソコン会社。
どちらかと言うとパーツの会社ですが、近年はパソコン本体も販売しています。
ZenBooKシリーズが低価格のわりに使い勝手やデザインもよく人気です。
ノートパソコンやタブレットが人気で、価格が安く、家電量販店でもよく扱われています。
シンプルに程機能でも良いので、安くてそこそこのPCが欲しいならこれが一番いいかもしれません。
レノボ
中国のパソコン会社。
よくビジネスマンが使っているPCです。
個人向けもありますが、企業向け重視で、安くて小型の製品が主力。
低価格モデルでも耐久性とキーボードが評価されているためビジネス用途での使用が多いです。
Dell(デル)
アメリカのパソコン会社。
こちらもビジネスモデルが中心。
最近は特に個人向けでASUSなどの格安かつデザインに優れるメーカーが台頭してきたので特筆する特徴もないかもしれません。
HP(ヒューレットパッカード)
アメリカのパソコン会社。一通りのパソコンを扱っていいます。
こちらはHPのエントリーモデル。
モバイルではなく普通のノートPCですが安くておすすめ。
NEC
『LAVIEシリーズ』が代表作。
初心者向けのノートパソコンやモニター一体型が中心です。
映像や音響を重視した個人向けの AV パソコンが主力で、初心者向けに特化したマニュアルとサポートを備えます。
私はトラックパッドとキーボードがあまり好みではなかったです。
富士通
ノートパソコンやモニター一体型、タブレットなどを扱っています。
富士通のノートPCなら『lifebook』と覚えておきましょう。
パナソニック
『let’snote』が代表作。
高額ですがビジネス用途で鉄板の製品。
耐久性や接続機器との親和性が高く、とても使いやすいです。
ただ基本的に法人向けのビジネスをやってるので、量販店などには販売していません。
こだわりがなければあえて選ぶことはないです。
シャープ
『Dynabook』に代表される国内メーカー。
東芝からシャープに買収されました。
薄型軽量ノートパソコンや、小型のビジネスノート、モバイルノートなどが中心です。
耐久性にも定評がありますが、全般的に高価な印象です。
ノートPC選びの基本まとめ
ここまで書いた内容がある程度分かっていれば、あなたにあった一台を選ぶのに必要な知識レベルにグッと近くことができています。
具体的な機種については、本当に様々なカスタマイズがあるので、自分の用途にあったスペックと価格を探してみてください。
特に具体的な商品については上記のメーカー表の代表作の中から好みのものを探せばとりあえず間違いはないでしょう。